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こんばんは。
今朝起きた瞬間から 『山椒魚は悲しんだ』 というフレーズが
頭から離れません。
これは教科書にも載ってて学生時代に読んだ方も多いだろう
井伏鱒二氏の“山椒魚”の最初の一文。
ストーリーとしては小さな岩穴に這いこんだ若い山椒魚が住み心地が
良かったのでそこで2年ほど過ごし、さてそろそろ出ようかと思ったら
身体が大きくなってしまったせいで出られなくなっていた。
目の前の穴の向こうでは青空の下、蛙が気持ち良さそうに水面を
泳ぎ回ってる。
・・・んで岩穴に入り込んできた蛙と色々あったりする短い話。
別に昨日これを読んだわけでもないし、山椒魚にまつわる何かを
目にした覚えもないんですけどね~。
何だか頭をグルグルしてる・・・ので何気なくネットで検索をかけてみたら
井伏氏が亡くなられる数年前に、さだまさし氏と対談した時のコメントが
ありました。
井伏氏は「許されるなら全部書き直したい」と仰ったそうです。
「どうにもならないでしょ。出られないんだから。ひどい事を書いたよね」
と、永遠に岩穴から出られない山椒魚の悲しみを嘆いていたのだとか。
うん、何だかすごくわかる、と思ってしまいました。
偉大な小説家の先生でも作中の弱くて傷ましい存在を思って
胸を痛めるんだなぁ、と。
何だか井伏鱒二という方の人柄まで感じられるようなコメントを見て、
シャベルを背負って山椒魚救出に行きたい気分になった私です(笑)
拍手、いただいてます。有難うございますv
昨夜いただいたコメントのお返事も、今日の追記に入れました。
一言コメントの方も、感謝ですv
久々の更新、“神遊びの夜” です。
読んでいただければおわかりの事と思いますが、
話の本筋からして艶っ気がぷんぷん(笑)
実は神事部分だけ1年以上前に書いてあって、裏用カケラ帳に
放り込みっぱなしだったものなのです。
つまり予定としては大人仕様に仕上げるはずだったお話。
でも・・・ちょ~っと現在の私には裏系の話を書く余力が無いので
長い事放置されたまんまだっのですが、唐突に今回のラストが
天から降ってきたものでこのような形で完成。
セルフツッコミをしたい部分が多々ありますが、良しとしときます(苦笑)
で、本文下部にも書いてますが、京都南部にあんな神事はありません。
有名な武蔵国の大国魂神社のくらやみ祭りや、筑波山麓で行われていた
歌垣の神事があれに近いものです。
「神遊び云々」の文言は古代の巫女・巫(かんなぎ)が使用していたらしく、
遊女(あそびめ)という言葉も、本来は神を喜ばせ祀る祭祀を行う
巫女と同義だったのだとか。
わかりやすい所では天岩戸に隠れたアマテラスを引っ張り出そうと
神を憑依させてヤラシ~格好で踊り狂ったアメノウズメがソレです。
昔から神降ろしにはクスリや香が使われてたそうですし・・・。
そんな諸々の伝承を脳内シェイクして完成したお話。
山中で出会った少女の名前と神社にも関連性を持たせて、
もう一ひねり入れるつもりでしたが、力及ばず断念。情けなや(苦笑)
こんな管理人の嗜好のせいで、今回の野暮天師弟は神を相手の
ガチンコ勝負をさせられたんですけど・・・勝ったんだから無問題。
・・・って事にしといてください(笑)
だいぶ趣味に走った話でしたが、楽しんでいただければ嬉しいです。
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つい、うっかり、夕飯の後に『252』という映画を見てしまいました。
年に1本見るか見ないか・・・という人なので実に珍しい。
ストーリー的には微妙に「ありえないだろ~」という設定ですが、
フィクションなのでそれは良し。
映画の中で自分達の命も危ういと承知で「被災者を助けに行かせろ」と
上司に噛みつくレスキューを見てじわわん。
以前山陰でだったか道路脇の崖が崩落して、運悪く通りかかった
車中にいた母親と幼い兄弟が土砂に埋まった事を思い出しました。
車のあるだろう土砂脇の斜面には人間の身長以上の岩が今にも
落ちてきそうな不安定さで幾つも転がり、どろどろの土が時折頭上から
崩れてくる中、二次災害を回避しようと何度も退避を命じる上官に
「もう少し」「あと少しだけ」と現場の隊員が粘り続け、
唯一の生存者だった幼児を救出した話。
覚えてる方っているかなぁ。
映画のように美しいラストばかりじゃないでしょうけれど、現実にも
そんな話ってあるよな・・・とつらつら考えながら見ておりました。
部下の安全を考えて出動をためらいつつ、最終的に責任は全て
自分が取るから好きにやってこいと許可する近藤本部長。
助けを待ってる者達がいるんだ、と強硬に出動を願う土方隊長。
隊長についていきます! と眼を輝かせて危険に飛び込む
沖田、永倉、斎藤、原田、藤堂以下の各隊員。
新人はすっこんでろ、と言われてもしんがりに食いついてる神谷隊員。
・・・な~んて事を考えながら見てたりしてませんよ、うん(微笑)
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こんばんは。
日頃から半ば夢の世界を浮遊しているような非常識な人間なので、
古代の権力闘争には興味があっても、現代の時事問題や社会情勢に
とことん疎いままで過ごしているんですが・・・。
最近の尖閣諸島問題はさすがに目に入ってきてます。
ただ終戦後の取り決めがどうなっていたのか、とか、その後の日中の
対応とか、細かな事を全く知らないので、この問題の根本をどうこう
語る事はできません。
ですが、さら~っとニュースを見ててゾゾッとした点が一つ。
国家間で揉めている問題を、国の最高機関の内閣ではない
検察という一組織が、勝手に判断して対応してしまった。
それを国の総理大臣が追認している。
これ、怖くないんですか?
今回は検察でしたけど、万が一防衛省が勝手に動いたら?
「国家の利益をかんがみて、有意と見たので自己判断の元動いた」
そんな言い分を許す悪しき前例を作った、って事じゃないでしょうか。
どれほど総理やその周辺が無関係と言い張ろうと、彼らによる
有言無言の指示が無かったはずはないとミエミエです。
でも、もしも本当に今回の問題を検察がスタンドプレーで処理したなら
内閣は厳しく対応しなきゃいけないはず。
国内でいくら党同士の権力争いをしようが知った事じゃありませんが、
対外的な問題を国の最高司令部を無視して動く部署は危険極まりない。
誰もそう考えないのかな・・・。
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秋雨が続く合間の貴重な晴れ日。
久々に半袖で汗をボタボタ垂らしながら家事労働に勤しみました。
ついでにちょっとばかり夏冬物の入れ替えも。
10月になっても暑い日が来るだろう、と以前天気予報が言ってたので
少しだけ夏物も残してみましたけど、明日は11月の気温になるとか。
ううう・・・それを知ったのは夜になってから。
昼間に聞いてたら真冬用の掛け布団も干したのに。
そんな所帯染みた事に一喜一憂するワタクシです(笑)
今日のヒストリアは奈良の大仏に関するアレコレで、その話の中に
昭和天皇が滋賀県の信楽を訪問した時、人口の少ない町だけど
少しでも賑やかにお迎えしたいと沿道に信楽焼きのタヌキをズラッと
並べた・・・という事を言ってました。ついでにその時の映像も。
実に微笑ましいエピソードですが、「ぶーらぶらのタヌキさんをそのまま
並べるのはさすがに失礼だろうから、せめてフンドシぐらいつけた方が」
とか言う人っていなかったのかなぁ。
日本人ってそういう不敬にうるさくて、変な所に気を使う民族だから(笑)
勢揃いしていたタヌキさんたち、日の丸の旗は持ってましたが
フンドシをつけている様子はありませんでした。
・・・こんな妙な事を気にするのは私ぐらいでしょうかね(爆)
拍手、いただいてます。有難うございますv
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打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。