一期一恋
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こんばんは。
昨日は “古代武蔵国の謎と痕跡に触れる” を勝手なテーマと
していた海辻が奈鳩さんを巻き込んで、少しばかりお出かけ
してまいりました。
出発8時、帰宅4時半・・・早っ!
それというのも空模様が台風の影響で 「雨降らしたろか~」 と
脅し続けているようだったからです(笑)
目的地を3ヶ所回り早々に帰宅。
おかげでほぼ雨に降られる事も無く、帰宅後に舞鈴を獣医さんに
連れて行き、シャワーを浴び、きちんと夕飯も作り、
サッカーW杯予選を見ながらまったりワインを飲む余裕。
が、試合も後半が始まったあたりでぐ~らぐ~らと眩暈。
同時に頭痛。
おや?
ワインはまだボトル半分程度だったので、海辻が酔うはずもない。
変だな、と熱を計ったら、39度が目前。
こりゃ寒い中シャワーを浴びて、濡れた髪のまま夕飯なんぞを
作ってたせいだわいな・・・と、早々に片づけをして寝てました。
ですので今日はすっかり熱も下がり元気です。
免疫力が弱いのと発熱しやすい体質なので、よくぽこっと
熱を出しますが、こじらせなければ回復は早いのです。
ご心配をおかけした方、申し訳ありませんでした(汗)
昨日の放浪記を追記に入れておきます。
が、これは某ノベルで語られていた話をベースとした
実に深読み裏読みアウトローな神社考察話なので
興味のある方だけご覧くださいませ。(しかも長いです(汗))
拍手いただいてます。
有難うございますv
エネルギーの素です~。
昨日は “古代武蔵国の謎と痕跡に触れる” を勝手なテーマと
していた海辻が奈鳩さんを巻き込んで、少しばかりお出かけ
してまいりました。
出発8時、帰宅4時半・・・早っ!
それというのも空模様が台風の影響で 「雨降らしたろか~」 と
脅し続けているようだったからです(笑)
目的地を3ヶ所回り早々に帰宅。
おかげでほぼ雨に降られる事も無く、帰宅後に舞鈴を獣医さんに
連れて行き、シャワーを浴び、きちんと夕飯も作り、
サッカーW杯予選を見ながらまったりワインを飲む余裕。
が、試合も後半が始まったあたりでぐ~らぐ~らと眩暈。
同時に頭痛。
おや?
ワインはまだボトル半分程度だったので、海辻が酔うはずもない。
変だな、と熱を計ったら、39度が目前。
こりゃ寒い中シャワーを浴びて、濡れた髪のまま夕飯なんぞを
作ってたせいだわいな・・・と、早々に片づけをして寝てました。
ですので今日はすっかり熱も下がり元気です。
免疫力が弱いのと発熱しやすい体質なので、よくぽこっと
熱を出しますが、こじらせなければ回復は早いのです。
ご心配をおかけした方、申し訳ありませんでした(汗)
昨日の放浪記を追記に入れておきます。
が、これは某ノベルで語られていた話をベースとした
実に深読み裏読みアウトローな神社考察話なので
興味のある方だけご覧くださいませ。(しかも長いです(汗))
拍手いただいてます。
有難うございますv
エネルギーの素です~。
6月2日。
先日行きそびれた大國魂神社へ行くんだ! と騒ぐ海辻と
仕事が休みだから付き合おう、という奈鳩さんが
バビュンと武蔵へと向かいました。
まずは 『深大寺』
“深大寺縁起絵巻”によると開山は733年。奈良時代。
ふらりと現れた福満という童子が、この土地の豪族の娘と恋に
落ちるけれど親は認めず、娘を湖の小島に閉じ込めてしまう。
困った福満は玄奘三蔵が天竺への旅の途中で深沙(じんしゃ)
大王に助けられた故事を思い出して祈ると大亀が出現し島へと
渡してくれた。親もそのような神助があるならと福満を婿に迎え、
その二人の間に生まれた息子が開祖の満功上人。
満功上人は深沙大王の像を安置し、それを本尊として祀りました。
うん、ハッピーエンドのラブロマンス。
所で当時この場所は武蔵国多摩郡狛江郷と言いました。
狛江、こまえ、別名高麗江。高麗びとの入り江。
この頃の名前で“福”がつくのは渡来系の人に多かったとか。
つまりこの話に出てくる豪族も福満も渡来人だったのでは、と。
古事記にも記載がありますが、続日本紀の霊亀二年(715年)の
項に“下総他関七州より高麗人1799人を武蔵国高麗郡に移す”
という記載があるそうです。
平安時代に開山時の法相宗から天台宗へと宗派が変わり、
本尊も深沙大王から阿弥陀如来へと変じますが開祖の祀った
深沙大王は大師堂と並ぶほど大きな堂宇に祀られ、深沙大王社
と呼ばれたそれは堂前に大きな鳥居もあったそうです。
それが明治元年の神仏分離令で跡形も無く壊され、
仏教寺院として残された。
本来神仏分離令は神社と寺が同時にあった場合、神社を優先して
残したものです。天皇=神、それを祀るべき聖地、という思考から。
それを徹底して破壊した根底には渡来人に対する国粋主義者の
反感と、異形の他国神を認めなかった神道の人間の思惑が
あったのではないかなぁ・・・と、これは私の裏読み(笑)
ちなみに深沙大王の姿は、真っ赤な身体に髑髏の首飾りをつけた
鬼のように恐ろしげな姿です。まるでカーリーを連想しますね。
そんなこんなを脳内でポヤポヤ考えながら深大寺の本堂、
大師堂(元三大師を祀る)、開山堂、深沙堂と回り、少し早目の
お昼ごはんv
深大寺は門前蕎麦が有名で、今も二十数軒が軒を並べています。
その中の一軒をネットのランキングでチェックしてあったのです。
湧水そばと山菜炊き込みご飯v
コシがあるし蕎麦の香りも高くてうまうま。
普通のもりそばとは別の“湧水そば”は一日限定二十食。
美味しいお蕎麦を堪能し、ネットのクーポン持参で頂ける
そば羊羹も味わって、満足なランチでした。
そして次は念願の大國魂神社です。
創建が111年。景行天皇41年。・・・神話の時代ですね(汗)
旧甲州街道に面した入り口には大木が古代の鳥居を思わせる
ように両端に立っています。
その先に大鳥居があって・・・という正統派の説明は奈鳩さんが
写真付きでしてくれるはず(他力本願)。
この神社には七不思議がありまして、境内の樅の木から一年中
雫が振り続けた、とか、参道脇に植えられていた大杉の根が
けして参道にはみ出てこなかった、とか。
神社のサイトにも書かれている話です。
でも、実は裏七不思議というものもあるそうで・・・。
私も全てを知っているわけではないのですが、
普通神社などでは有り得ない真北を向いた社殿とか、
その社殿の背後にある大銀杏の木とか。神社の境内にある
銀杏の木というのはほとんど社殿の前面にあるものです。
逆の言い方をすれば本来の社殿は銀杏の木がある方向を
正面として建てられていたのではないか・・・とも言えたりして。
主祭神は大國魂大神。つまりは大国主命。
出雲の神様で国津神。国譲りで天孫に国を譲った神様です。
創建当時の天皇が景行天皇。
ちょうど日本武尊の東征と時期が一緒。
で、大国主命=土着の反朝廷勢力の長、と考えている海辻は、
元々この神社は神鎮め、神封じの為に建てられたのでは
ないかなぁ、と。
古代、中世の施政者がどれほど怨霊などを恐れていたかは
菅原道真の例を出さなくても理解できると思います。
日本各地にある大国主を祭神としている古い神社は
そういった “まつろわぬ者達” を封じるものなのでは、と。
境内に宮乃咩(みやのめ)神社という摂社があります。
鳥居よりは中だけれど、随身門よりは外という微妙な場所。
祀られているのはアメノウズメ。天照大神の岩屋隠れの時に
裸で踊って天照を誘い出したという女神です。
小さな祠ですが、大國魂神社最大の例祭である“くらやみ祭り”
の時、本宮を出た神輿が最初に足を止める場所だとか。
主祭神が大國魂大神、脇に御霊大神と国内諸神、そして武蔵国の
中枢である六大神社の神々がアメノウズメに礼を取る。
アメノウズメ・・・では無いと思うんですよ。
元々この土地の為政者が祀っていたのは土着の女神。
それが宮乃咩神社の祭神。
朝廷軍に滅ぼされた彼らの恨みを封じる為に彼らの信仰の
中心だったこの場所に大國魂神社が建てられ、元々の女神は
アメノウズメに摩り替えられた。
何しろ宮乃咩神社は大國魂神社と同時期の創建だって
パンフレットにも書かれているくらいですから。
敷地内に同時期に創建するくらいなら、本来合祀してるはず。
合祀できない理由があったとしか思えなかったわけです。
敵方の神様を封じ込めたい相手と一緒に祀って、万が一でも
力を貸されたら困るでしょう?
かといって神霊というものを破壊する程当時の人々に度胸は無い。
で、結局敷地内に密やかに祀る事にした・・・なんて思えません?
くらやみ祭りの起源だって、横領した神域を短時間ながら元の神に
返す儀式・・・なんてうがった事も考えてみたりして(笑)
だってくらやみ祭りって一晩だけ神社本殿の神様が総出で
真っ暗闇の中をすぐ隣の辻のお旅所って所へお神輿で出かけて
翌朝に戻ってくるという神事なんですよ?不思議じゃないですか?
メインは出かける神様ではなく、残された神様なんじゃないか、
なんて考えてしまうのです。
境内をうろつきながら、そんな妄想がポコポコ湧いてた頭です。
随身門前の『阿』の狛犬。
少し息抜きに可愛い写真を。
この狛犬の両手の下に子供の狛犬がいます。
まるで勝手にうろつかないようにと抱え込んでるみたい。
こちらは『吽』の狛犬。
背中に子供が乗ってます。
発見した時は思わず笑いましたよ~。
何だか狛犬にハマりそう・・・(笑)
この後、府中の高札場跡へ行き、それから国分寺跡へ。
うろうろといつもながらの迷子属性を発揮しながら、それでも
辿り着いた国分寺跡には堂宇があったと思われる基壇と礎石が
広々とした草原にありました。
今は見る影も無いその場所で、きっと往時は沢山の人が
生活していたんでしょうね・・・と、奈鳩さんがしみじみ呟いたのが
とても印象的でした。
その近くの仁王門やら薬師堂やらもお参りしましたが、
やっぱり国分寺跡の野原のイメージが一番強烈でした。
国敗れて山河在り・・・の縮図のようで。感傷に浸りまくり・・・。
というあたりで雨がチラホラ落ちてきたので
「目的地は見たし、さくっと帰りましょう」 と帰路へ。
実に怪しい考察の元は、西風隆介氏著、神の系譜シリーズ
『竜の源 高句麗』 です。
狛江への高麗人の移住を記した続日本紀の事などは、
こちらで書かれていたもので、武蔵国は渡来人が作ったという
一部識者の間で語られている事を、色々と考察した上で
小説の中のキャラクター達がその根拠を潰していってます。
ただ神封じがどうのこうの、というあたりは海辻の勝手な妄想です。
でもそんなアウトローな考察って、とても楽しいv
・・・という、いつもとはかなり違った武蔵の神社巡りレポートです。
いつもながら海辻の我侭に振り回されてくださった奈鳩さん、
本当に有難うございました。
有能なナビとドライバーのおかげで楽しい散策ができましたよ~。
これからも是非ともヨロシクお願いします(礼)
こんなしょうもない話を読んでくださった方、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
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プロフィール
HN:
海辻那由
HP:
性別:
女性
趣味:
読書・植木いじり他
自己紹介:
お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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