故郷で

　こんばんは。

少し前の話題でしたが、被災地で津波に流された松に鎮魂と
復興のメッセージを書き入れ、京都五山の送り火で燃やそう、
という企画が持ち上がり、放射性物質が不安だと市民から
クレームが出た事から、二転三転の騒ぎになった事は
ニュースでも取上げられたのでご存知の方も多いはず。

最初に東北から薪を持ち込む事を不安視した方の気持ちも
わからなくはないです。
その段階では放射性物質の検査結果は公表されてなかったし、
一度セシウムなどが撒き散らされたら除染がどれほどに
厄介か、誰もが知ってるはずですから。
人情だけで片付けられない生活が、それぞれにあります。
だから冷たいとは思いませんでした。

むしろ私は中止になって良かったな、と思ってる側です。
実は最初から　「東北で亡くなった方々の鎮魂を、
どうして京都くんだりでやる必要があるのだろう」
という思いで見てました。

最初に企画された方は純粋な好意と善意なのでしょうけれど、
やっぱり東北の方の供養は東北でするべきじゃないかな。
特にあの土地の方々は、自分達の故郷に強い愛着を持って
いるのですから。
結果として陸前高田の松で作られ、被災した方々が鎮魂の
メッセージを書き入れた薪は、陸前高田で燃やされました。
亡くなられた方々が愛した土地で、亡くなられた方々を愛する
人々の祈りの中で、です。
これが何より本来の供養じゃないかと思ってます。
全く無関係な人間が、勝手に感じた事ですけど・・・（苦笑）


拍手、いただいてます。ありがとうございますｖ

★花火さん
　こんばんは。
私のしょ～もない話でエネルギーを充填していただけるなんて
光栄です（笑）
え～と・・・お問い合わせの件ですが、先方のサイト様が閉鎖
されているので、いずれはこちらに再掲載しようと思ってますが
何分、超小話なので「いつ頃」という予定は立ててないのです、
すみません（汗）
でも時々同じように聞いてくださる方がいらっしゃるので、
そのうちに・・・という事でご勘弁くださいませ。
こんないい加減な管理人の駄文一本にこだわってくださり、
本当にありがとうございました（礼）