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 こんばんは。

数日前に聞いてから頭の中でグルグルしている難問です。
岩手県で町の大半が津波で被害を受けた場所の話。

震災の直後から住民達と高台移転の話が出ていたけれど
先祖代々の土地を離れたくないという人や、土地の買い上げ
問題などで揉めに揉めた挙句、ようやく高台移転が決定。
改めて移転地の樹木を伐採したら奈良時代以前の遺跡や
戦国時代の城郭跡などの文化財がゴロゴロ出現。
元々町役場にはそういうデータがあったはずも、全て津波で
流失してしまっていて全容がつかめないとのこと。

「たとえ1000年前の貴重な遺跡でも、現在我々は千年に
 一度という未曾有の災害に見舞われて苦労しているのだから
 そんな遺跡など無視して宅地を作ろう」
という一部住民の気持ちはわかります、すごく。

でも未開の地と言われ続けてきた東北にも、きちんとした
文化があったのだという証明ともなる遺跡は、数百年・千年後の
東北に生きる子孫達の誇りになるかもしれない。
永き時の中、大地に、人々に守られてきた貴重な遺跡を
無事なままで後世に渡すのは現代を生きる者の義務だ、と
常々言い続けている私としては究極の難問です(苦笑)

今回発見された遺跡のあれこれ、文科省・国交省・林野庁の
許可を取り全てを調査して埋め戻し、宅地造成に入るには
1年以上かかるとか。
震災から1年仮設住宅で暮らしてきた人々に、これ以上
待てというのは酷すぎる。
かといって遺跡をむざむざ壊すのも・・・。
この選択は難しいですね。


拍手、いただいてます。ありがとうございますv
コメントをくださった方、「私にはそう見えた」という話です。

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海辻那由
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読書・植木いじり他
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お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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