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2025/02月

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 こんばんは。

昨日行った鎌倉の簡単な感想は追記に入れておきます。
(最初に言っておきます、今回は異様に長いです(汗))

が、予想通りというか・・・当然の結果というか。
全身が痛いですっ!!
特に痛いのがふくらはぎ、そして顔!

ふくらはぎの筋肉痛は納得できるとしても、ナゼに顔?
と思われるでしょうが、海辻のアレルギー肌は厄介で
夏の海で海水に浸かり日光に当たると、その夜は全身に
細かい水ぶくれ&湿疹発生。
寝ているうちに痒さに耐えられず掻き潰して朝にはシーツが
白と赤のストライプ模様・・・という有様。

つまり大汗ダラダラ状態で日光に当たれば同様の結果。
しかも日焼け止めもカユカユの元になるので使用不可!
・・・そのくせ日傘は大嫌い・・・だって邪魔じゃないですか・・・。

まぁ、そんな事情で今日も真っ赤に焼けた上に細かいぶつぶつが
発生した顔が痒さと痛みを伴っていたりするのです。
あまりに痛痒いので午前中の家事の合間に濡らしたハンカチを
顔に乗せて転がっていた所、疲れからウトウト・・・。
危うく窒息しかけました、あ、危なかった(汗)

こんなに敏感肌だというなら、いっそ弱々しい真っ白な肌なら
良いものを、海辻は色黒クレーターだらけのボロ肌です。
神様のイヂワル・・・めっそり。


拍手、いただいてます。
有難うございますv
明日の更新分、これから仕上げる予定です。

そして拍手レスは、長い長い追記の最後に・・・(汗)
申し訳ありませんが、ずず~~~っとスクロールしてくださいませ。


 『古都七彩』

(毎度ながら神社仏閣の由来や詳細に関しては奈鳩さん&うみの
 すけさんにお任せしまして、海辻は感想とトークのみの報告と
 させて頂きます事をご了承クダサイ。イロモノ担当ですから(爆))


いつものように東京駅で合流予定だったので待ち合わせ時間に
合わせてスタスタと地下にある横須賀線のホームに参りますと
utaちゃんが待ってました。
「おはようv」 の挨拶と同時に 「何か変じゃない?」
待ち合わせ場所は横須賀線ホームの最前部。
ジーッと表示を睨み確認すると私達のいる場所は最後部。
「へ、へへ・・・(汗)」 苦笑と共に長~いホームを逆へトコトコ。

「いませんねぇ、奈鳩さん」 「うん、遅いねぇ」
乗車予定の電車が来るまであと5分。メールも来ないし・・・と
ふと横を見ると線路を挟んだ隣のホームに見慣れた人影が。
「ええっ?」
再び自分達のホームの運行予定を見ると全てが「成田方面」行き。
私達の行きたいのは鎌倉。成田は逆方向。
「utaちゃん、あっちだ。走れっ!」
階段を駆け上がり駆け下り、隣のホームへ・・・。
朝から何をやってるんだか、私達は(汗)


それでもどうにか無事に鎌倉駅でうみのすけさんとも合流し、
まずは江ノ電でトコトコと極楽寺駅へ。

しかし多少の予想はしていたけれど、人が多かったです。
江ノ電は朝の通勤ラッシュ並。吊り革につかまる事すら不可能。
「な、奈鳩さん。あなたのお尻に貼りついてる手は私のだからっ!」
「おや、そうですか(淡々)」
「モゾモゾしてるけど、チカンじゃないからっ!」
「電車が揺れてるんだから、仕方が無いですよ(更に淡々)」
うみさんとutaちゃん、肩を揺らして笑わないようにっ!
こっちは腕が抜けなくて必死だったんですョ。
「チカンっ!」 と手を握られて持ち上げた手が仲間の物だった、
なんて笑えないじゃないですか(汗)
こんな状況だったのですから、当然この後の寺社の混雑も
予想がつくというものです(苦笑)

極楽寺を降りて駅名にもなっている『極楽寺』の門前をさらっと
通過して『成就院』へ。
小高い所にあるこのお寺へは細い石段を登って行きますが、
この段階で両脇には紫陽花が咲き揃っていました。

「アジサイの学名ってハイドランジアですけど、これって“水の器”
 って意味なんですよね?」
「そうそう。元々薬として入ってきたはずですけどね」
「この時期って食中りとか病気での死者が多いんで、手向けとして
 寺社に植えられるようになったとか」
「そしたらワサワサ増えたらしいですね。生命力が強いから」
「総司達の頃って既に京都にもワサワサ生えてたんでしょうかね?」
「生えてたと思いますよ。シーボルトが“日本を代表する花”として
 持ち帰ったぐらいですから、すでに全国的だったはずですし」
「あははは、外来の花がそんな扱いですか」
「そうなんですよね~(笑)」

うみさん&海辻が並ぶとこんな話を延々としてます。
大抵「へ~」「へ~」とコクコク頷いて聞いているutaちゃんが時々
「紫陽花って枯れたらどうするんですか?」
などと質問を投げてきます。
この時は 「切るよ・・・家の紫陽花は・・・」
「お寺なんかでも切ってますよね。その方が翌年に枝が増えるし」
「そうですよね。万が一枯れても隣の株から一枝切って差しとけば
 またすぐにワサワサ増えるし」
「生命力が強いですからね。大抵の事じゃ枯れませんしね」
「って事で。切る!」
と海辻に言い切られて頷いてました(笑)

奈鳩さんはひたすらに写真を撮ってました。

成就院は小さなお寺ですが、境内から海方面に向かう
細い下りの参道の両脇は一面の紫陽花です。
右手は頭上に向かって紫陽花の斜面。左手は山間の道路に
向かって紫陽花の下り斜面。正面には海! 絶景です!
海辻の前後に延々と連なるバーゲン待ちのような行列さえ
無ければ、ですが(遠い目)。

その後、御霊神社へ行き平安期の伝説の猛将、鎌倉権五郎が
懐に収め、自分の膂力を見せつけた、という伝説の“懐石”を
見て一言。
「鉄で出来た着物でも着てたんかい・・・」
100kgは軽く超えるだろう石に耐えられる着物の方が奇跡です。
うみさんの笑いをいただきました。でかした海辻v


続いて長谷観音へ。
普段は広い境内も、さすがに紫陽花の名所として名を知られている
だけあって人に埋め尽くされていました。
そんな中をのんきに頭上スレスレを舞ってはエサを狙うトンビが。
と、突然ギャーギャーと鳥の鳴き騒ぐ声が響き渡ってutaちゃんが
びくぅぅぅっ!!

「トンビとカラスのケンカみたいですねぇ」
「・・・・・・どっちが強いんですか?」
「普通はカラスだと思いますよ」
「へぇ~! カラスってそんなに強いんですかっ!」

親子の会話みたいだ・・・と背後を歩いていて思いました。
キラキラと好奇心一杯なutaちゃんと、おっとり丁寧に説明する
うみさん。良い感じなのですよ。

長谷寺の裏手にも山の上へ向かって登り、ぐるっと降りてくる
散策路があり、そこの両脇に紫陽花が満開。
白、淡い紫、濃い紫、青紫、赤紫、濃いピンク、淡いピンク、
ほとんど紫でガクの縁だけ白いもの、白に朱の斑入り、赤。
一重、八重、枯れたように縮んでいたり、縁が丸かったり
ギザギザだったりと、見事に多種多様。
歩道までせり出すその様子は“七彩の小道”という感じです。

が! 上り坂ですよ、登りっ! 山の上まで! 階段です!
海辻・・・頑張りました(汗だらだら)。
こちらもラッシュ並みの行列で、時折立ち止まっては「はぁぁぁ」と
深い深い溜息を吐く海辻を、utaちゃんが何度も振り返っては
「大丈夫ですか?」と気遣ってくれました。
年寄りに優しい娘だ・・・(ほろり)。

でもそれだけの人が来る意味も、頑張る価値もある場所です。
3千株近い紫陽花は種類もかなりのもので、時折一株しか
見かけない実に珍しい花を見つけてはうみさんと
「これだけあったら自然交配してそうですね」
「知らないうちに新種ができてても変じゃないですよね」
と笑ってました。
うみさんは理科の先生でしたからね。
その方が言うぐらいに多種多様に咲き競っていたのです。
ちなみに、あの花びらのような部分がガクだと知らない方が
おいででした。中央にチマッと鎮座しているのが花の部分です。
覚えておきましょうv

そしてここでも奈鳩さんはひたすら写真を撮ってました。


再び江ノ電にコトコト揺られて腰越へ。
近くに漁港があって、ここではシラスが有名なのです。
ガイドブックにも載る様な有名店をうみさんがチェックしてくれて
いたので、揃ってその店でお昼ご飯。

釜揚げシラス蕎麦というぶっかけ蕎麦&シラスかき揚丼に小鉢の
切り干し大根&酢の物、小さなわらび餅のついた静御前セットが
ボリュームたっぷりの上、大変美味でした。
次に行ったら生シラスですv

そこから近い『満福寺』は源義経が兄の頼朝に送った腰越状の
下書きが残っている事で有名です。
境内にある弁慶が腰掛けて思案したという腰掛石。
それを見ながら「う~~~ん」と海辻が唸っていると、うみさんが
「どうしました?」
「う~~ん、寺に置かれている石というのは、もう少しデコボコと
 ワイルドな感じなんじゃないかと・・・」
「ああ・・・だって・・・」
うみさんの指差す先では「ひゃ~~~!」と連呼しながら
ぺったりと石に腰掛けるおぜう様の姿が。
「皆が座っていたら・・・ねぇ」
の言葉に思わず噴出しつつ、海辻もしっかり座って参りました。
これでどれぐらい磨り減ったかな、石(爆)

関東にお住まいの方はご存知かと思いますが、腰越は鎌倉から
見て江ノ島のほんの少し手前です。
海辻の感覚では鎌倉のエリアに入ってます。
けれど義経の時代、頼朝から鎌倉に入る事を拒否された義経が
この寺に滞在していた事が示すように鎌倉の外だったという事。
ほんの目と鼻の先にいる兄に向かって認めた文。
義経の苛立ちと悲嘆が伝わってくるような気がしました。


念願の腰越を堪能して再び江ノ電で鎌倉へ。
うみさんが半年前から「食べたい」と言っていた某有名店の
ソフトクリームを駅前でいただいて(これ、本っ当に美味しかった。
かっし~、絶対に行こうね!)、うみさんとはお別れです。
色々トラブルもありましたが、いつもいつも実になるお話を
ありがとうございます。またご一緒してくださいv
そして手の怪我、お大事に(汗)


この後は時間が中途半端だった事もあり、鎌倉駅近くの大巧寺を
抜けて裏手の『妙本寺』へ。
ここは比企一族の邸跡に建てられたお寺です。

比企一族。当主の比企能員は頼朝の側近で、頼朝が伊豆に
流罪となっていた時から身近に仕えていました。
能員の母は比企の尼。頼朝の乳母。
能員の妻は頼朝の長男で二代将軍となった頼家の乳母。
能員の娘は頼家の妻となり一子一幡を生んでいます。
源氏の正統ベッタリの比企一族は、頼朝の正妻である政子の
実家である北条には目の上の瘤。
比企一族と頼家さえいなければ政子の妹が乳母になっている
頼朝の次男実朝の外戚として北条が権力を握れるのですから。
というわけで、一族全てが北条に攻められ、
この土地で葬られてしまいます。

午前中に回った寺社に比べて広い広い境内に人影はありません。
時折響く鶯の鳴き声と本堂前の床に寝そべる猫達だけが
そこにいる生き物。

本堂に向かって右側にズラリと比企一族の墓が並んでいて、
その端に1mはあるだろう巨大な丸い石を組み上げて作った
供養塔がありました。
「これだけの物を作るのは、とてつもない労力がいったでしょうね」
「そうまでしないといけない事情があったって事だよね。非道を
 働いた者は供養をしなければ不安なんじゃないかな」
奈鳩さんとしみじみした会話を交わし、お寺を後にしました。

それから駅までの帰路にあった『本覚寺』にちょろっと寄り、
小町通りをぷらぷらと散策して鎌倉花の旅は終了。
帰りの電車の中では海辻はうつらうつらし、奈鳩さんとutaちゃんは
とことんおしゃべりし倒していたそうです(笑)

秋葉原でいつものように軽く飲みつつ打ち上げをしましたが、
皆お腹の中に昼に食べたものが残っていたようで食より会話が
弾みました。
特に最近料理をするようになったutaちゃんに3分クッキングならぬ
1分クッキングの伝授!
冷凍庫の有効活用の仕方や上手な手抜きの仕方など色々と(笑)
一気に流し込まれた情報に、目を白黒させている姿が可愛かった
ですよ。


そんな感じの鎌倉旅でした。
本当に紫陽花が綺麗で・・・あれは実際見ないとわからないかも。
でも黙々とカメラマンをしていた奈鳩さんが、きっと良い写真を
撮ってくれている事でしょう。期待してますv
うみさん、奈鳩さん、utaちゃん、毎度毎度我侭一杯の海辻を
優しく相手してくださって有難うございました。
また是非、遊んでやってくださいませ。
プレゼントも大感謝ですv

そして、本当にだらだらの報告を読んでくださった方、
お疲れ様でした。 そして、ありがとうございました(礼)



【拍手、お返事です】

★ 藤之さん
 こんばんは。
“灯火消えず”に最も影響を受けられたとは驚きでした。
ただあの話はかなり切ない色が強いので、人によっては
インパクトが強いかもしれません。好き嫌いも別れそうです。
それでも藤之さんの素敵な作品を引っ張り出せた名誉ある話
だって事ですね。こんな嬉しい不可抗力があったとは(笑)
何があろうと総司を想うセイちゃんと、常にセイちゃんを守ろうと
する不器用だけど誠実な総司。
これからもそんな話を書いていきたいと思ってますので、
お付き合いくださいませv

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secret (管理人だけにコメントする。)
毎度お馴染み。
なゆ姉!
こんにちわんわんutaです。

火曜日(も)ありがとうございました。
久しぶりの通しでお出かけ、物凄く楽しかったです。
ムフ~シアワセ~( ^ω^ )ニコニコ

またどこかご一緒させて下さいね。
そしてお体お大事にして下さい。
それでは失礼致します。
uta URL 2008/06/26(Thu)17:00:06 編集
ちり紙交換車で・・・(違っ)
 こんばんは。
こちらこそお世話になりました~。
とても楽しかったですよ、鎌倉v
「外にお出かけはやっぱり良いですね~」と
繰り返していたutaちゃんの言葉に同感。
また是非にご一緒してくださいませ。

それから餃子が化けた麻婆豆腐、美味しそうでしたね。
これからも頑張ってください。応援してますv
那由 URL 2008/06/26(Thu)20:55:24 編集
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海辻那由
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女性
趣味:
読書・植木いじり他
自己紹介:
お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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