一期一恋
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こんにちは。
もしかした夜には書けないかもしれないので、ちょっと今のうちに。
昨夜お友達にメールを書いてるうちに奈良の話になりまして、
その中で「明日香で『君が袖振る』の夢を見るのも楽しそうだ」と
書いたのですが、メールを送信してから、ふと・・・。
これってもしかして伝わってないかもしれないと思いました。
明日香というと大化の改新の舞台で、万葉の世界です。
で、海辻にパッと浮かぶのが
あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る
という歌なのですが、普通は思い浮かびませんかね(汗)
これは天智天皇に「娘を二人嫁にやるから、お前の女を寄越せ」
と愛する額田王を取り上げられた大海人皇子に向けて、
その額田王が詠んだ歌です。
簡単に訳すと「この天皇の領地で、偶然会えた私にそんなに
袖を振って・・・誰かに見られたらどうするの~」
というものらしいです。
本当は切ない歌なんだけど、私が訳すと途端に格調が消えるな。
しかし・・・これってやっぱり特殊知識?
最近、自分の常識と人様の常識が、よりかけ離れていくような
気がしてなりませぬ・・・これ以上変人になりたくないぞ(汗)
拍手、たくさんいただいてます。
ありがとうございます♪
もしかした夜には書けないかもしれないので、ちょっと今のうちに。
昨夜お友達にメールを書いてるうちに奈良の話になりまして、
その中で「明日香で『君が袖振る』の夢を見るのも楽しそうだ」と
書いたのですが、メールを送信してから、ふと・・・。
これってもしかして伝わってないかもしれないと思いました。
明日香というと大化の改新の舞台で、万葉の世界です。
で、海辻にパッと浮かぶのが
あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る
という歌なのですが、普通は思い浮かびませんかね(汗)
これは天智天皇に「娘を二人嫁にやるから、お前の女を寄越せ」
と愛する額田王を取り上げられた大海人皇子に向けて、
その額田王が詠んだ歌です。
簡単に訳すと「この天皇の領地で、偶然会えた私にそんなに
袖を振って・・・誰かに見られたらどうするの~」
というものらしいです。
本当は切ない歌なんだけど、私が訳すと途端に格調が消えるな。
しかし・・・これってやっぱり特殊知識?
最近、自分の常識と人様の常識が、よりかけ離れていくような
気がしてなりませぬ・・・これ以上変人になりたくないぞ(汗)
拍手、たくさんいただいてます。
ありがとうございます♪
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いいお歌ですよね
『あかねさす・・・』大好きです。
さらに『ひとづまゆえに・・・』の返歌もv
そう、これが万葉集の雑歌の項ではなくて恋歌の項に入っていたらどんなに魅力的だろうと持ってしまう2首です。
(一説によると海辻さんの憧れを一発でぶち壊すシチュエーションで詠まれた歌かも・・・という噂が。これ以上は言えません。)
さらに『ひとづまゆえに・・・』の返歌もv
そう、これが万葉集の雑歌の項ではなくて恋歌の項に入っていたらどんなに魅力的だろうと持ってしまう2首です。
(一説によると海辻さんの憧れを一発でぶち壊すシチュエーションで詠まれた歌かも・・・という噂が。これ以上は言えません。)
それは知りません~。
こんばんは。
是非っ! そのシチュをお教えくださいませ、コソッと(笑)
ひとづまゆえに・・・トキメキますよね、あの二人♪
でも昔の恋人ではあれ、天皇の后に恋慕する歌は、
さすがに恋歌扱いはしにくかったのではないかと(笑)
師匠が反応してくださるなら、私、変人でもいいですv
是非っ! そのシチュをお教えくださいませ、コソッと(笑)
ひとづまゆえに・・・トキメキますよね、あの二人♪
でも昔の恋人ではあれ、天皇の后に恋慕する歌は、
さすがに恋歌扱いはしにくかったのではないかと(笑)
師匠が反応してくださるなら、私、変人でもいいですv
学説の一つなんで・・・
確定はしていないらしいのですが・・・。
この歌が詠まれた時期が天武天皇の御代で(壬申の乱の後)二人が中年以降になってからの酒宴の席で、という説があるのです。
天智天皇の御代ははるか昔、当時のことを知っている周囲の皆にはやし立てられ『時の権力者によって別れさせられた恋人(というか夫婦ですよね。二人の間に子供もいましたし)が相手を恋い慕って』という設定で詠んだ、要は酒宴でのおふざけの歌だと・・・。だから恋歌の項ではなく雑歌の項に入っているのだという学説なんですよ。まぁ天智天皇の御代に詠んでばれたら即殺されていたでしょうしあながち無いとは言い切れないかも、と私は思っています。
でも名歌には変わりありませんよね~。
この歌が詠まれた時期が天武天皇の御代で(壬申の乱の後)二人が中年以降になってからの酒宴の席で、という説があるのです。
天智天皇の御代ははるか昔、当時のことを知っている周囲の皆にはやし立てられ『時の権力者によって別れさせられた恋人(というか夫婦ですよね。二人の間に子供もいましたし)が相手を恋い慕って』という設定で詠んだ、要は酒宴でのおふざけの歌だと・・・。だから恋歌の項ではなく雑歌の項に入っているのだという学説なんですよ。まぁ天智天皇の御代に詠んでばれたら即殺されていたでしょうしあながち無いとは言い切れないかも、と私は思っています。
でも名歌には変わりありませんよね~。
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プロフィール
HN:
海辻那由
HP:
性別:
女性
趣味:
読書・植木いじり他
自己紹介:
お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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