『猫番隊』 更新してますｖ

　こんばんは。

報告が遅れましたが、『猫番隊』の方に
奈鳩さんの絵“わたしのもの”　と
海辻の文“自給自足への道”　の二点が更新されてます。
海辻の駄文には今回も柏木さんが挿絵を描いてくださいました。
・・・今回は我侭にオネダリしてませんよ？
・・・純粋に「描きましょうか？」という好意ですよ？
・・・「うんっ♪」と欠片ほどの遠慮も無く頷きましたけど・・・（汗）

可愛らしい猫達を、ちょこっと覗いてやってくださいませｖ


今日の午前中、風邪などよりも切実な事情で
接骨院へ行こうとしたら、保険証が無い事が判明。
いつも保険証と免許証を入れているカード入れに入っていない。

あれ～～～？？

と探しても無い。あちこちひっくり返しても無い。
一番最近に保険証を使った病院に問い合わせても無い。
免許証と一緒に入っていたのは３月末日までが期限の
古い保険証のみ。

・・・・・・まさか、古いのと勘違いして捨てたかっ！！（汗）

そうとしか思えないんですよね～。
いくら海辻がお馬鹿でも保険証だの免許証だのは妙な場所に
置く事は無いし、そのカード入れ以外に片付けない。
うわ～～～！！とパニックになりつつ市役所に電話したら
「こちらで手続きをすれば、即時再発行いたします」と言われて
心底ホッとしました。
勿論すぐに貰いに行きましたけど（苦笑）

でも・・・どこにいったんだろう、あれ・・・。
一応証明書の類ですから妙な場所に放置していた場合
ちょっと怖いですよね。
う～ん、気になります（汗）


追記に今回の日野ウォークで土地の歴史について、少し
思った事を書いておきますのでお暇な方はご覧ください。

昨日のボランティアの方の話に何度も「八王子城の落城の後」
という言葉がありました。
簡単に言ってしまえば戦国時代末期はこの土地の支配者は
小田原の北条氏であり、八王子城はその支城だった訳です。

そして到った秀吉の小田原征伐。
伊達政宗が遅参したとか、淀君が大坂から呼びつけられたとか
小田原評定なんて言葉ができるほどに北条には危機感が
薄かったとか、色々と話には事欠かない戦ですが
その中で八王子城落城はあまり知られていないと思います。

城主が主だった家臣と兵を連れて小田原にいる間に
一万五千の豊臣軍に攻められて四時間足らずで落城した
この城の兵は、人質であった女子供や近隣の領民達が主戦力
の千人程度の規模だったそうです。
そして見せしめの為に全て惨殺されたという歴史が残っています。

その後、徳川家康は滅亡した甲斐の武田家の旧臣を五百。
同じく滅亡した小田原北条の旧臣を五百この土地に受け入れて
八王子千人同心の元を作ります。


ここまでは史実です。そのまんま。
で、思った事。

三日三晩川が血に染まった、という伝説が残るほどの壮絶な
戦場となった八王子の土地の民と、食べるにも困窮するような
亡国の旧臣達にとって自分達を庇護してくれる家康、徳川家と
いうものがどれほど偉大に思えた事か。
もちろんその土地の近隣の民にとっても同様でしょう。
為政者からの指図で城に入った仲間達の無残な結末を
身を持って知っていたはずですから。

そんな土地だからこそ多摩の人間の“心を磨き体を鍛え”て、
徳川の役に立ち殉ずるという精神が育まれたのではないかなぁ、
と思いました。
ただ「天領だったから」「その地に千人同心が置かれたから」
という単純なものだけでは無い気がしたのです。

そしてその闊達な精神は後の世で自由民権運動の火種となって
再び表舞台に出るわけです。
柏木さんが言っていた　「幕末に徳川方として働いた関係で
日野や多摩の地は新政府から色々と弾圧されていたから、
自由民権運動に繋がったという話もあります」
という話もその延長でしょうし。

歴史は一ヶ所だけを切り取っても正しい姿は見えてこない。
再度それを考えさせられる１日でした。


な・・・んて、実は海辻の好物である戦国時代の話が出てきたので
ちょ～～～っとワクワクしてしまった部分もあるんですけどね～ｖ
日野用水の重要性とか江戸の穀物庫だった事よりも
そんな事ばかり考えていたのでした。

しょうもない話に付き合ってくださった方、ありがとうございましたｖ