忍者ブログ
                           一期一恋
2025/02月

≪01月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28  03月≫
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 こんばんは。

今日は生まれて初めて、国会図書館、というところへ行ってきました。
新選組関係のお知り合いMさんが調べ物があるから行く、というので
「お手伝いしますから、利用方法をレクチャーしてください!」とお願いして
金魚のンチになったわけです。

行きの車の中で 「国会図書館ってどこにあるんですか?」 とすっとぼけた
質問をして 「国会の隣」 と微妙な返答を貰ったり(汗)
何にしてもワクワク度マックス。

・・・国会図書館は広かったです。
とんでもない数設置されているパソ子で希望の書籍を申し込み、
窓口でそれを受け取って中をチェックし、必要な部分を複写するのですが、
当然本だけじゃなく雑誌もあるし新聞なんてマイクロフィルムになってるし。
で、連れて行ってくれたMさんと助手のような方がセッセと明治の新聞記事が
載っているマイクロフィルムをチェックしている間、担当分が無かった海辻は
チョロチョロと場所を移動して前もって家で調べておいた書籍を借り出して、
チェックしては複写、チェックしては複写を繰り返してました。
日向延岡藩の内藤家とか群馬県の某地域の町史とか、新選組に
全く無関係な事を(爆)

挙句、Mさんがコピーしようとしていた史学雑誌をパラパラめくって
「ここ、コピーお願いします」・・・とMさんとは別のページを指定。
『9世紀の神宮寺における問題箇所』 って論文。
新選組どころか、幕末とも無関係(爆)

海辻があまりにも夢中になっているもので、Mさん達に 「ほどほどに休憩
しないと後でドッと疲れるから」 と喫茶室に連れて行かれても、ゴクゴクッと
コーヒーを飲んですぐにウズウズ。
多分 「もう、戻って良いっスか?」 と顔に大書されていた事でしょう(苦笑)
「いつでも来られる場所だし、本は逃げないからね」 という言葉を背に
再び本と向かい合って作業に没頭。
結局、自分が調べたかった事ばかりに夢中になって、Mさんのお手伝いは
“全く!!”しませんでした(大汗)
ははは・・・バチアタリだ。

でもすっごく楽しかったです。1人で行ったら食事もしないで本に溺れてそう。
次回は事前にもっともっと下調べして本を厳選した上で行きたいと思いました。
今回は古典籍までは手が出せなかったので、そっちも調べたいしな~。
とにかく、感動と喜びの一日でしたv


拍手、いただいてます。有難うございますv

拍手[0回]

PR

 こんばんは。

今日は上野へ行ってきました。
これを見に。
090819-01.jpg国立博物館で開催中の『伊勢神宮展』。
先日Nぽさんも行かれましたし、昨日今日と少~し
涼しかったので、フラフラ~ッと。

初っ端から古文書がズラズラ~ッと並んでて
「読めね~よ・・・」 と微妙に凹んでみたり。
でも古代から綿々と書き残されていた神宝の目録を
いつかちゃんと読んでみたいなぁ、と思いました。

伊勢神宮は20年ごとに古い宮を新しい宮へと変える『遷宮』を行うのですが、
その際にそれまで神が使用する前提で奉じていた衣類や太刀、
その他の身の回りの物は全て焼却するか埋めてしまいます。
神が使った物を只人が目にするなど恐れ多い・・・という理由だそうな。
そんなわけで残っている宝物はほとんど無いんですよね~。
昭和に入ってからは資料的価値から残す事になり、今回展示されていたのも
昭和以降のものがほとんどでした。
でも雰囲気は伝わりますから、眼をランランと輝かせて見入ってきました(笑)

ただ笑えたのが伊勢神宮の鎌倉時代や室町時代の宮司が、後の世の安寧を
祈願して(平たく言えば自分の死後の平穏を祈って)、お経を経筒という金属の
筒に入れて埋めるという『仏教的な祈願』をしてた事。
いや・・・仮にも日本国第一の神社のトップでしょうが、アンタ・・・と苦笑。
いくら日本が宗教的に大らかで、神仏習合を常としていたからといって
あまりと言えばあんまりな。
こんなあたりからも伊勢神宮は皇室の守護たる神を祀る為の祭祀場ではなく、
神に祭り上げた “何か” を封じ、怒りを鎮める結界の役目だったんじゃないか、
という自説に信ぴょう性が増してきたりしたりして(笑)
要するにアレです、脛に傷を持つ身としては祟られると怖いから、神として祀っとけ
ってなもので、・・・菅原道真や崇徳上皇の論理ってやつです。

他にも熊野の神像が持統天皇と天武天皇っぽいなぁ、とか、伊豆山権現の神像は
神というより地方に流された公卿みたいに切ない表情だなぁ、とか。
相変わらず、かなり外れた事を考えながらも楽しんできました。
でもやっぱり伊勢神宮は実際にその場に行かないと、本当の空気はわからなそう。
いつか行きたいですv


国立博物館を出て、右にはアフリカ、左に南米という究極の選択を迫られました。
これでピンときた人は展示会通です(笑)

090819-02.jpgで、結局選んだのはコッチ。
南米インカ以前に栄えた幻の文明、『シカン展』。
真っ赤な仮面や様々な出土品を見てきました。

銅に砒素を混ぜた“砒素銅”というものは普通の銅より
硬くなり、劣化もしにくくなるとか・・・。
色々とお勉強になりました。
うん、面白かった。うっかり図録を買っちゃったヨ。
伊勢神宮展のは買わなかったのに(苦笑)

ちなみに今日は諦めたアフリカというのは、東京都美術館での『トリノ・エジプト展』。
10月までやっているので、行けたらいいなぁ・・・。
とはいえ、実に充実した一日を過ごす事ができたと思います。
足腰ギシギシ言ってますけど(笑)


拍手、いただいてます。有難うございますv

 

拍手[0回]

 こんばんは。

今日は、というか昨日は、京都帰りでお疲れな『久遠の空』の奈鳩さんと
ご一緒に、サントリー美術館で行われている
【美しきアジアの玉手箱 シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展】
を見てきました。
なんつ~か・・・いつもながらあの美術館の展示は隙が無いです。
奈鳩さんと違って海辻は絵や書に対する知識も興味も薄いのですが、
それでも「ほぉ・・・」と張り付いてしまう展示がゴロゴロ。

特に圧倒されたのは二双の屏風。一面金箔が貼られた巨大な屏風に
漆黒の烏(カラス)が数十羽描かれてます。遠くから見ると平板な黒い烏ですが
近くで見ると羽毛や眼、くちばしなどが実に繊細に表現されてました。
輝く太陽の中の黒点を表しているのか、綺羅らかな支配体制の中に内包する
翳りを表現しているのか、作者の真意が知りたいと思った作品でした。
他にも素敵な展示品はたくさんありましたが、海辻的にはインドの神である
インドラ像に惚れました。あれ、すっごく欲しいっ!!(無理だけど・・・)

ただ・・・あれだけの名品が海外流出していたという事が複雑。
明治維新や第二次大戦後のドサクサで、多くの国宝級の美術品が国内から
持ち去られた事は知ってましたが、改めて眼にすると・・・やっぱり切ない。


この後、東京に来訪されていた『つれづれ』の空子さんと、『utakata』の
utaちゃんと合流。
あいほん談義やら相方さんへのヲタ属性カミングアウトの話など、
実に楽しく盛り上がりました。
奈鳩さんの京都旅の報告にも「私も行きたいなぁ」と溜息連発。
そういえば以前このメンバーが揃って京都へ行ったよね~、と思い出話も出て
あっという間の3時間。実に実に楽しかったデス。
空子さん、またこちらへおいでの際には声をかけてくださいませv


まだ他の予定が入っている空子さんと名残を惜しみつつお別れして、
残った3人の宴は続きました。
「ご飯が食べたい」という奈鳩さんに「呑みたい!」と言い切ったどっかの
海辻とかいうヤツの主導で居酒屋へ。
でも実際呑むよりしゃべくってました、みんなして(笑)
大河の兼続の話から戦国時代の武田や徳川、今川などの血縁関係や
鎌倉末期から南北朝が絡んだ室町幕府初期の話。

特に熱が入ったのが天孫降臨にまつわる神話と天皇家の成り立ちについて。
これはutaちゃんがうっかり「アマテラスって何者なんですか?」なんて事を
私に問いかけたのが悪いのです(爆)
そんな裏読みし放題の神話関係の話題を海辻に振ったら、止まるはずが無い!
結局天孫降臨から神武東征、前方後円墳の謎、伊勢神宮の秘密まで
裏読みナナメ読みしまくった海辻の妙ちくりんな話が続いたのでした(汗)
でも相変わらず固有名詞が記憶出来ない私は要所要所で
「東征したの、神功天皇だっけ?」 などと奈鳩さんに聞いては 「神武です」
とフォローしてもらったりして・・・やっぱり情けない記憶力を披露しました。
ただどんな時代の歴史の話をしても、きちんと会話が成り立つのは
ある意味凄い事だと思いました。歴史ヲタ万歳(爆)

奈鳩さんの長編小説のこの先についてとか、秋に計画している旅の話とか
話題は尽きませんでしたが、いい加減店も閉店近くなったので解散。
帰宅した時には日付が変わってました・・・。
でも一日本当に楽しかったです。
空子さん、奈鳩さん、utaちゃん、ありがとうございましたv


拍手、いただいてます。有難うございますv
お返事は明日いたしますね。さすがに眠いです(汗)

拍手[0回]

 こんばんは。

昨日に続いて今日も暑かったです~。
最近家にいる時は曇りか雨だったので、久々の晴天~!
と布団を干した海辻は今宵の灼熱地獄に怯えてます。
冬はポカポカで気持ち良いけれど、夏は・・・ねぇ(汗)

そして昨日のご報告。
朝、奈鳩さんと電車内で合流。沿線なので慣れたものです(笑)
板橋駅前の近藤局長他、隊士の供養碑に寄って手を合わせ、
「暑いねぇ」「うん、暑いですねぇ」とボソボソ言いながら池袋へ。

目的地はサンシャイン内文化会館。池袋駅からは徒歩15分。
池袋駅から地下鉄で一駅隣の東池袋駅からだと徒歩5分。
・・・という事をサイトで確認していた海辻が、奈鳩さんにそぅっと
「・・・地下鉄って案もあるんだけどね・・・」
「そうしましょう。炎天下に15分歩くのは私も厳しいですしv」
ブログをご覧の若いお嬢様方、これが大人の気遣いってもんです。
奈鳩さんは炎天下に1時間歩こうとヘッチャラララランvの人です。
でも言うの。相手があまり気にしないように「私も大変だから」って。
見習いましょう、こういう気配り上手を。
ちなみに海辻は真っ先に「暑い、疲れた、腹減った、休ませろ」と
騒ぐタイプです。
まず自分が見習えよ・・・と思いますが、この齢になっては無理~。
心豊かなお友達に毎回助けられております(苦笑)

090715-3.jpgそして行ったのがココなのですvvv

たいていの歴史は好きな海辻ですから、午後から見る
お芝居の劇場と同じ建物にこんなものがあるなら行きます!
奈鳩さんも巻き込んで(爆)

シリアやメソポタミア、エジプト、イランなどの出土物が
展示されていました。
規模は多少小さめですが、大きな博物館だとポンッと名称だけ
書いたタグと共に置かれていて「これってナンだ?」という物も
多いのです。でもこちらは説明がとても丁寧に書かれていて
適度な間隔で壁に掲示されている古代オリエントの地図と照らすと
実に理解しやすい展示でした。

細かい解説は奈鳩さんがブログでしてくださっているのでそちらで。
(飲み会の最中に「任せた」と丸投げしてきました(爆))
海辻的に印象に残ったのはやはり2センチぐらいの鉛筆のような
円筒の石に細かく彫り物をした“円筒印章”です。
現在でも封蝋とかありますよね。高級なブランデーなどでも未開封を
示すために使っていたりします。それの原型の一つ。
粘土にコロコロッと転がして模様を写す事で、粘土が乾いてしまえば
書き直すことができないという優れものだったそうです。

もうひとつ気になったのが上下エジプトが統一された頃の
王を描いた碑。レプリカでしたが、そこに王を示すもの、守護する
ものとして牛が描かれていたのです。
そんなに詳しくありませんが古代エジプトで聖なる動物、王の象徴は
下エジプトではコブラ、上エジプトではハゲワシだったと記憶して
いたので首を傾げて「う~ん・・・」。
牛を祭っていたのはメソポタミアの初期にあったシュメール文明
だったはず~、って事は初期のエジプト王はシュメールの影響を
強く受けていたのかなぁ、など実に危うく薄れている記憶を
ひっくり返しもっくり返して楽しみました(笑)

詳しい歴史を知らずとも、ガラスの起源がこんな場所だったんだ、
とか、今でも充分通用するアクセサリーだ、とか、こんな時代から
安全ピンがあったのか!、などなど充分満足できるものです。
そして毎度の事ながら二人揃って本を買って帰ってきました。
海辻は古代出雲と日本の神の祀り方の本。奈鳩さんは日本の
民族学系の本。オリエント博物館で何を買ってるんだか(爆)


この後はランチをしてからutaちゃんと合流し、『風を継ぐ者』を堪能。
感想は昨日書いたので 「本当に良かった!!」 とだけ(笑)
興奮したまま居酒屋へ乗り込んでいつも通りに大宴会。
舞台の感想はもちろん、最近の出来事など色々語りましたが
揃ってサイトに関しては完璧主義の3人ですから「3時間かけた絵が
納得いかなくて消した」 「半月唸り続けて半分書いた話を放置。
いい加減な話は絶対に出さない」 「今書いてる話は定期更新を
遅らせてでも、納得いくものを出す」
などなど其々が自分に厳しいようで笑ってしまいました。
大好きな『風』の世界ですから、二次であっても手を抜かない所が
自分達らしいとも思います。

そんな感じで解散したのが夜の8時過ぎ。
いつもながらお相手してくださった奈鳩さん、utaちゃん
とても楽しかったです。ありがとうございましたv
ここまで読んでくださった方にも感謝ですv


拍手、いただいてます。有難うございますv

拍手[0回]

 こんばんは。

まずは昨日のご報告から。
前夜のブログを読んで、ピン!ときた方もいらっしゃったようですが、
昨日は『総司忌』に行ってました。

090627-02.jpg沖田家の菩提寺です。

年に一度だけ墓域に入り参拝できるのが総司忌。
主催は新人物往来社社長の大出さんと新選組友の会。
私は大出さんと親交のある某団体のお手伝い部隊の
一員として紛れ込んできました(笑)

これだけ『総司が好きだ』と言っていながら初めての
参加でしたが、老若男女200人を越える方々が
次から次へと来訪されるのにはビックリ。
沖田総司の人気の高さを実感しました。凄かったです。

090627-10.jpg本堂。ここが開いてるのを初めて見ました。

コスプレ系は全面禁止ですが、お手伝い部隊だけ
一般参加の方にわかりやすいように隊服着用。
写っているのは大出さんと新選組流山隊の隊長です。
ご本尊様と初めて対面させていただき感動しました。

屋根のついた総司のお墓はすでに表面がぼろぼろで
触れればポロリと崩れ落ちそうになってました。
「お墓を抱き締めて泣きたいなぁ」と可愛い事を言う方も。
海辻はそそっと大出さんに許可をいただいて
墓石の前の土に触れてきました。
墓域の土も草木一本も勝手に持ち出す事はいけませんが、
総司が眠った場所の土に触れてみたかったのです。
お墓に手を合わせた時より何かジワ~ンとしました。

炎天下で3時間立ちっぱなしを覚悟してましたが、幸い山門の屋根の
下にいられたので、時折吹き抜ける涼しい風のおかげもあって
思ったよりは楽でした。でも暑いのは暑かったですよ~。
この後ランチ、講演会、懇親会と続きましたが、そちらは追記で。
楽しくもあり、感動もあり、の暑い熱い一日を過ごしてきたのですv

そして今日はその反動でぐったりデロデロだったりします(苦笑)


拍手、いただいてます。有難うございますv

拍手[0回]

最新記事
(03/20)
(09/17)
(08/21)
(08/15)
(07/29)
最新コメント
[02/19 AKO]
[02/13 きくりん3]
[05/21 那由]
[05/21 ちはや]
[05/21 那由]
つなび
フリーエリア
カウンター

海辻の最近読んだ本
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
プロフィール
HN:
海辻那由
HP:
性別:
女性
趣味:
読書・植木いじり他
自己紹介:
お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
バーコード
最新トラックバック
ブログ内検索

Copyright ©        寝ん猫ブログ All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]