一期一恋
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こんばんは。
昨夜は戊辰戦争研究に関して第一人者と言われる
H先生の講演会に行ってきました。
いつもながら「へえ~」というお話が多く、特に納得してしまったのが
「会津は徳川幕府という巨大企業の筆頭子会社だったから、
使い勝手良く房総海防や京都守護などに使われたけれど、
朝廷が薩長についてしまって親会社(将軍)に火の粉が
降りかかりそうになった途端、切り捨てられたという事です」
というお話。
現代にも通じるものがありますね、と笑って話されてましたが
思わず会津の不憫さに拳を握り締めてしまいました。
よしのブーめ!
また会津藩士と言っても江戸藩邸生まれの江戸育ちで会津になど
行った事も無い、という藩士が結構いたそうです。
会津戦争の時に戦った娘子隊。
彼女達の多くが江戸詰め藩士の妻や娘だったとか。
だから頭の固い会津藩士に「女が戦うなど会津の恥だ。出てくるな」
と言われても 「このような危急の時に男も女子もありません!」と
言い張って戦場へ飛び出していったとか。
生粋の会津人であれば男に口答えするなど考えられなかったそうで
「きっと江戸で最先端の教育を受けた娘達だったのだろう」と
いうお話でした。
なんでも会津の方の日記等に「娘子隊の者が町で迷っていた」と
書かれているのだそうです。戦の時じゃなくて、普通の時に。
「会津で暮らしていた娘なら、ありえないですよね」との事。
そういう気の強い女性の集団は、確か江戸の新徴組にも
いたそうですよね(笑)
他にも色々と興味深いお話があって満足しきりの講演会でした。
そしてその後の懇親会まで参加した所、知り合いの研究家の方に
「こっちへおいで」と誘われるままに指差された席に着いたら、
見事に作家&研究家&編集者席・・・という超場違いな場所で
1時間ほど硬直しきっていた、とか(1時間でその席から逃亡(汗))
まあ色々ありましたが、「滅多に無い経験をしたv」って感じかな~。
最近人様のご好意で過分な経験をさせていただいてます。
それらの全てが何らかの形として残るかは謎ですが、きちんと吸収し
自分の中の財産にしていけるようにと思ってます。
拍手、いただいてます。有難うございますv
昨夜は戊辰戦争研究に関して第一人者と言われる
H先生の講演会に行ってきました。
いつもながら「へえ~」というお話が多く、特に納得してしまったのが
「会津は徳川幕府という巨大企業の筆頭子会社だったから、
使い勝手良く房総海防や京都守護などに使われたけれど、
朝廷が薩長についてしまって親会社(将軍)に火の粉が
降りかかりそうになった途端、切り捨てられたという事です」
というお話。
現代にも通じるものがありますね、と笑って話されてましたが
思わず会津の不憫さに拳を握り締めてしまいました。
よしのブーめ!
また会津藩士と言っても江戸藩邸生まれの江戸育ちで会津になど
行った事も無い、という藩士が結構いたそうです。
会津戦争の時に戦った娘子隊。
彼女達の多くが江戸詰め藩士の妻や娘だったとか。
だから頭の固い会津藩士に「女が戦うなど会津の恥だ。出てくるな」
と言われても 「このような危急の時に男も女子もありません!」と
言い張って戦場へ飛び出していったとか。
生粋の会津人であれば男に口答えするなど考えられなかったそうで
「きっと江戸で最先端の教育を受けた娘達だったのだろう」と
いうお話でした。
なんでも会津の方の日記等に「娘子隊の者が町で迷っていた」と
書かれているのだそうです。戦の時じゃなくて、普通の時に。
「会津で暮らしていた娘なら、ありえないですよね」との事。
そういう気の強い女性の集団は、確か江戸の新徴組にも
いたそうですよね(笑)
他にも色々と興味深いお話があって満足しきりの講演会でした。
そしてその後の懇親会まで参加した所、知り合いの研究家の方に
「こっちへおいで」と誘われるままに指差された席に着いたら、
見事に作家&研究家&編集者席・・・という超場違いな場所で
1時間ほど硬直しきっていた、とか(1時間でその席から逃亡(汗))
まあ色々ありましたが、「滅多に無い経験をしたv」って感じかな~。
最近人様のご好意で過分な経験をさせていただいてます。
それらの全てが何らかの形として残るかは謎ですが、きちんと吸収し
自分の中の財産にしていけるようにと思ってます。
拍手、いただいてます。有難うございますv
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こんばんは。
今日はサントリー美術館で開催されている『兼続展』を見てきました。
でもせっかく都内まで出るんだし~、と、ついでに寄り道。
本当は試衛館関連の場所を予定してましたが、ちょっと事情があって
そこは別の日に行く事にして・・・新宿なんぞをウロウロと。
新宿御苑前駅で降りてふら~りふら~り。
内藤新宿のあったアタリです。わかる人にはわかる場所。
当時の男の人の歓楽街。試衛館から多摩へ向かう途中。
・・・通ってましたよね、みんな。特にどっかのトシゾーとか(爆)
内藤新宿から都心へ向かうと甲州街道と青梅街道が交わるので、
そのあたりから北へ向かえば牛込柳町、つまり試衛館方向。
「総司だって多摩への出稽古の時に何度も通ったはずだっ!」
ブンブン車が通る新宿通りや靖国通りを見つめて
コブシを握ってたアヤシイ午前中。
で、熱くなりすぎて空腹になったのでランチ。
目の前に『トルコ料理』なんて変わった店があったので入ってみた。
![09.06.09-3.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/3c602601c7e33eb884cc220e0744d94d/1244557435?w=150&h=112)
出てきたスパイス効きまくりのレンズ豆のスープと、牛薄切り肉の
トマト煮込みを食しながら「確か2日前に胃痙攣起こしてたよなぁ」
なんて事を考えてみたり・・・でも美味しかったですよv
この後は江戸六地蔵の一つである『太宗寺』にお参りして、
ついでに境内にある新宿山の手七福神の布袋様、三日月不動明王
塩に埋まった塩かけ地蔵なども南無南無。
![09.06.09-6.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/3c602601c7e33eb884cc220e0744d94d/1244557437?w=150&h=112)
ここ、脱衣婆像とか高遠藩主内藤家墓地からの発掘品とか
色々面白い所蔵品があるらしいお寺です。
もう一回ゆっくり行ってみたいと思いました。
太宗寺の近辺であと2箇所寄りたいお寺があったのですが、
ここで悪い癖が・・・。ええ、迷子属性発動(汗)
地図を見ながらどれほどウロついても目的の寺に出ず、
どうしても太宗寺から離れられない・・・何かの呪いか?
そうこうしてるうちに『兼続展』へ向かわなくてはいけない時間に
なってしまい、泣く泣く内藤新宿を後にしました。
小一時間迷っても辿り着けなかった寺、誰か連れてってくらさい(涙)
『兼続展』については追記に書きます~。
拍手、いただいてます。有難うございますv
今日はサントリー美術館で開催されている『兼続展』を見てきました。
でもせっかく都内まで出るんだし~、と、ついでに寄り道。
本当は試衛館関連の場所を予定してましたが、ちょっと事情があって
そこは別の日に行く事にして・・・新宿なんぞをウロウロと。
新宿御苑前駅で降りてふら~りふら~り。
内藤新宿のあったアタリです。わかる人にはわかる場所。
当時の男の人の歓楽街。試衛館から多摩へ向かう途中。
・・・通ってましたよね、みんな。特にどっかのトシゾーとか(爆)
内藤新宿から都心へ向かうと甲州街道と青梅街道が交わるので、
そのあたりから北へ向かえば牛込柳町、つまり試衛館方向。
「総司だって多摩への出稽古の時に何度も通ったはずだっ!」
ブンブン車が通る新宿通りや靖国通りを見つめて
コブシを握ってたアヤシイ午前中。
で、熱くなりすぎて空腹になったのでランチ。
目の前に『トルコ料理』なんて変わった店があったので入ってみた。
出てきたスパイス効きまくりのレンズ豆のスープと、牛薄切り肉の
トマト煮込みを食しながら「確か2日前に胃痙攣起こしてたよなぁ」
なんて事を考えてみたり・・・でも美味しかったですよv
この後は江戸六地蔵の一つである『太宗寺』にお参りして、
ついでに境内にある新宿山の手七福神の布袋様、三日月不動明王
塩に埋まった塩かけ地蔵なども南無南無。
ここ、脱衣婆像とか高遠藩主内藤家墓地からの発掘品とか
色々面白い所蔵品があるらしいお寺です。
もう一回ゆっくり行ってみたいと思いました。
太宗寺の近辺であと2箇所寄りたいお寺があったのですが、
ここで悪い癖が・・・。ええ、迷子属性発動(汗)
地図を見ながらどれほどウロついても目的の寺に出ず、
どうしても太宗寺から離れられない・・・何かの呪いか?
そうこうしてるうちに『兼続展』へ向かわなくてはいけない時間に
なってしまい、泣く泣く内藤新宿を後にしました。
小一時間迷っても辿り着けなかった寺、誰か連れてってくらさい(涙)
『兼続展』については追記に書きます~。
拍手、いただいてます。有難うございますv
こんばんは。
今日も奈鳩さん・utaちゃんとお出かけしてきました。
・・・っていうほど遠くは無く、地元の流山&柏エリアです。
朝9時に合流してから柏市の布施弁天へ。
こちらは関東3大弁天と言われる名所ですが、
正式名称が『紅竜山東海寺』。
それを見ていきなり海辻が「う~ん」と唸りました。
本来四方を示す四竜王の中で『紅竜』というのは南を指します。
そして文字の通りに『東海』は東を指す。
深い意味は無いのかもしれないけど面白いネーミングだなぁ、と。
それはそれとして、創建から1200年経つというこのお寺の本堂は
外観はすっかりコンクリになってますが一歩中に入ると興味深い。
外陣は彩色も褪せて年月を感じさせますが、内陣は綺麗に
塗り直されて創建当時を彷彿とさせます。
皆で「こういう見せ方もあるんだねぇ」とただ感心。
他にも他に類を見ない形の鐘楼などもあったので、そちらは
いずれ奈鳩さんが写真で公開してくださると思いますv
この後は以前も行った諏訪大社へ。
鬱蒼とした木立に囲まれた幽玄な空間は何度行っても感動もの。
初めてだったutaちゃんは「すごいですね~!」を連発。
こちらでは『夏越の祓え』の時期に合わせて設置されていた
茅の輪を、皆でぐーるぐーると潜ってきました(笑)
そして本日のメインだった自然食バイキングのお店でランチ!
海辻は父上と今までに何度か行ってますが、初めて自制心と
いうものを発揮して、食後に「う、動けない・・・(汗)」という状況に
ならずに済みました。だって皆、そんなに食べないんだもん・・・。
でも美味しかったです~v
午後は地元の新選組研究家の方にお願いして、流山での新選組の
軌跡を一緒に回っていただきました。
いくつかは以前も行った場所でしたが、やっぱり詳しい方の説明が
入ると全然違うんだなぁ、と感動。
道を歩いている途中で通りかかった寺社の一つ一つと新選組の
関わりなど、丁寧に説明されてひたすら頷くばかり。
でも固い話ばかりじゃなくて、フラリと寄った小林一茶記念館では
“一茶@情報屋説”なども披露していただいたり、建物の釘隠しが
どうしても象に見えると笑ったり(実際は逆さになって潰れた茄子)。
結局5時解散の主婦コースのはずが、解散したのは6時過ぎに
なりました。でも楽しかったです。
毎度の事ながらドライバーを押し付けられた奈鳩さん、
ご苦労様でした。
年上コンビの妙な話を聞かされ続けたutaちゃんも、
おつきあい、ありがとうございました。
懲りずにまた是非v
拍手、いただいてます。有難うございます。
更新はいま少しお待ちくださいませ~。
今日も奈鳩さん・utaちゃんとお出かけしてきました。
・・・っていうほど遠くは無く、地元の流山&柏エリアです。
朝9時に合流してから柏市の布施弁天へ。
こちらは関東3大弁天と言われる名所ですが、
正式名称が『紅竜山東海寺』。
それを見ていきなり海辻が「う~ん」と唸りました。
本来四方を示す四竜王の中で『紅竜』というのは南を指します。
そして文字の通りに『東海』は東を指す。
深い意味は無いのかもしれないけど面白いネーミングだなぁ、と。
それはそれとして、創建から1200年経つというこのお寺の本堂は
外観はすっかりコンクリになってますが一歩中に入ると興味深い。
外陣は彩色も褪せて年月を感じさせますが、内陣は綺麗に
塗り直されて創建当時を彷彿とさせます。
皆で「こういう見せ方もあるんだねぇ」とただ感心。
他にも他に類を見ない形の鐘楼などもあったので、そちらは
いずれ奈鳩さんが写真で公開してくださると思いますv
この後は以前も行った諏訪大社へ。
鬱蒼とした木立に囲まれた幽玄な空間は何度行っても感動もの。
初めてだったutaちゃんは「すごいですね~!」を連発。
こちらでは『夏越の祓え』の時期に合わせて設置されていた
茅の輪を、皆でぐーるぐーると潜ってきました(笑)
そして本日のメインだった自然食バイキングのお店でランチ!
海辻は父上と今までに何度か行ってますが、初めて自制心と
いうものを発揮して、食後に「う、動けない・・・(汗)」という状況に
ならずに済みました。だって皆、そんなに食べないんだもん・・・。
でも美味しかったです~v
午後は地元の新選組研究家の方にお願いして、流山での新選組の
軌跡を一緒に回っていただきました。
いくつかは以前も行った場所でしたが、やっぱり詳しい方の説明が
入ると全然違うんだなぁ、と感動。
道を歩いている途中で通りかかった寺社の一つ一つと新選組の
関わりなど、丁寧に説明されてひたすら頷くばかり。
でも固い話ばかりじゃなくて、フラリと寄った小林一茶記念館では
“一茶@情報屋説”なども披露していただいたり、建物の釘隠しが
どうしても象に見えると笑ったり(実際は逆さになって潰れた茄子)。
結局5時解散の主婦コースのはずが、解散したのは6時過ぎに
なりました。でも楽しかったです。
毎度の事ながらドライバーを押し付けられた奈鳩さん、
ご苦労様でした。
年上コンビの妙な話を聞かされ続けたutaちゃんも、
おつきあい、ありがとうございました。
懲りずにまた是非v
拍手、いただいてます。有難うございます。
更新はいま少しお待ちくださいませ~。
こんばんは。
今日は早起きをして、福島まで行って来ました。
ええ、日帰りで・・・。
ちょっと知り合いの方が“母成峠”まで会津戦争時の塹壕跡を
見に行くと言っていたので、奈鳩さんと一緒に
いそいそくっついていきました。
塹壕(ざんごう)とは、土盛りをして壁にした背後に深い溝を掘り、
その場所に身を潜めて銃を撃つための場所です。
そして会津戦争の時の母成峠。激戦の山の中です。
・・・山の中。
車道から山中に入り、案内してくださった方が先頭に立って
ナタで木の枝を落とす後ろを黙々とついて登ります。
道なき道を・・・、ふかふかズルズルの山の中を・・・、
前夜から続く雨で超足場の悪い中を・・・、小雨の中を・・・。
気分は 『レッツ遭難!』
塹壕自体よりも過酷な状況の方がインパクト大でした(爆)
他にも白虎隊激戦の地やら上杉景勝本陣跡やら白河城やらと
あちこち回ったんですけど、もう何だか記憶に薄いです。
体力の無い年寄りは疲れました~。
でも「ここで皆必死に戦ったんだなぁ」としみじみしました。
中々見られない場所を見られた事は、とても貴重な体験。
そしてズルズル滑りまくっては悲鳴を上げていた海辻を
華奢な身体でフォローしてくれた奈鳩さん、今日も今日とて
大変お世話になりました。感謝です(礼)
拍手、いただいてます。ありがとうございますv
今日は早起きをして、福島まで行って来ました。
ええ、日帰りで・・・。
ちょっと知り合いの方が“母成峠”まで会津戦争時の塹壕跡を
見に行くと言っていたので、奈鳩さんと一緒に
いそいそくっついていきました。
塹壕(ざんごう)とは、土盛りをして壁にした背後に深い溝を掘り、
その場所に身を潜めて銃を撃つための場所です。
そして会津戦争の時の母成峠。激戦の山の中です。
・・・山の中。
車道から山中に入り、案内してくださった方が先頭に立って
ナタで木の枝を落とす後ろを黙々とついて登ります。
道なき道を・・・、ふかふかズルズルの山の中を・・・、
前夜から続く雨で超足場の悪い中を・・・、小雨の中を・・・。
気分は 『レッツ遭難!』
塹壕自体よりも過酷な状況の方がインパクト大でした(爆)
他にも白虎隊激戦の地やら上杉景勝本陣跡やら白河城やらと
あちこち回ったんですけど、もう何だか記憶に薄いです。
体力の無い年寄りは疲れました~。
でも「ここで皆必死に戦ったんだなぁ」としみじみしました。
中々見られない場所を見られた事は、とても貴重な体験。
そしてズルズル滑りまくっては悲鳴を上げていた海辻を
華奢な身体でフォローしてくれた奈鳩さん、今日も今日とて
大変お世話になりました。感謝です(礼)
拍手、いただいてます。ありがとうございますv
こんばんは。
本日もまたまた奈鳩さんと連れ立って、上野の国立博物館へと
行ってまいりました。『阿修羅展』を見に。
お互いに外部情報で「メッチャ混んでるよ」と聞いていたので
開館時間前に行って並んでおこう・・・と打ち合わせ、行ってみたら
すでに長蛇の列が造成中。
「うわ~、こりゃ以前来た“大徳川展”並だわぁ」と呆れつつ
列に並びました。
ご記憶の方がいるかは謎ですが、海辻は以前ここで叫びました。
「“大徳川展”は展示物を見にいったんじゃなくて、人を見に行った
ようなもんだ! 行くんじゃなかった!!」と。
で、その時は別個に行った奈鳩さんも同様の感想を持っていたので
「何はともあれ阿修羅様! 阿修羅様、まっしぐら! って事で!!」
と下打ち合わせの上、入場と同時に音声ガイドも他の展示物も
完全無視で阿修羅様に向かってタッタカタ!
はぁぁぁぁぁぁ! 阿修羅様だぁぁぁぁぁぁ!!
本来奈良の興福寺の宝物館に展示されている阿修羅様は
ガラスケースの向こう。それがケースからお出ましになって
同じ室内の空気の中にいらっしゃる。はぁぁぁぁ・・・。
阿修羅像の周囲は押し合いへし合いの人だかりで大変な事に
なっていましたが、像は少し高い台の上に安置されているので
ちょっと離れた正面の壁に奈鳩さんとふたり寄りかかってじっくり
拝見いたしました。
そして、ぶつぶつと10分以上も語り合っていました。
阿修羅像は仏像という区分になります。
でもじっくりじっくり見つめると左右は唇を噛んだ悔しげなお顔と
怒りも顕なお顔に作られています。
そして正面。これが見る人によって色々違うようで。
先日の某国営放送の特集番組では悟りを開いた祈りの顔、と
位置づけられていましたが、海辻の眼には苦悩の顔に見えます。
奈鳩さんはまた少し違ったようです。
でもふたり共通の感想としては「これって悟りを開いた仏様の
表情じゃないよね」という感じ。
悟る前の迷いに満ちた人間じみたお顔に見えます。
6本の手も、天に伸ばされた2本、中空に持ち上げられた2本、
体の正面で合掌している2本、全てが救いを求めているようで。
少年とも少女ともつかない顔立ちといい、仏になりきれていない
お姿といい、迷い悩む人間の曖昧さを感じました。
きっとご覧になったそれぞれの方が、違う感じ方をするんでしょう。
たった一体の像ですが、奥が深いです、阿修羅様。
本日の続きの話は追記に入れておきますね~。
拍手、いただいてます。有難うございますv
本日もまたまた奈鳩さんと連れ立って、上野の国立博物館へと
行ってまいりました。『阿修羅展』を見に。
お互いに外部情報で「メッチャ混んでるよ」と聞いていたので
開館時間前に行って並んでおこう・・・と打ち合わせ、行ってみたら
すでに長蛇の列が造成中。
「うわ~、こりゃ以前来た“大徳川展”並だわぁ」と呆れつつ
列に並びました。
ご記憶の方がいるかは謎ですが、海辻は以前ここで叫びました。
「“大徳川展”は展示物を見にいったんじゃなくて、人を見に行った
ようなもんだ! 行くんじゃなかった!!」と。
で、その時は別個に行った奈鳩さんも同様の感想を持っていたので
「何はともあれ阿修羅様! 阿修羅様、まっしぐら! って事で!!」
と下打ち合わせの上、入場と同時に音声ガイドも他の展示物も
完全無視で阿修羅様に向かってタッタカタ!
はぁぁぁぁぁぁ! 阿修羅様だぁぁぁぁぁぁ!!
本来奈良の興福寺の宝物館に展示されている阿修羅様は
ガラスケースの向こう。それがケースからお出ましになって
同じ室内の空気の中にいらっしゃる。はぁぁぁぁ・・・。
阿修羅像の周囲は押し合いへし合いの人だかりで大変な事に
なっていましたが、像は少し高い台の上に安置されているので
ちょっと離れた正面の壁に奈鳩さんとふたり寄りかかってじっくり
拝見いたしました。
そして、ぶつぶつと10分以上も語り合っていました。
阿修羅像は仏像という区分になります。
でもじっくりじっくり見つめると左右は唇を噛んだ悔しげなお顔と
怒りも顕なお顔に作られています。
そして正面。これが見る人によって色々違うようで。
先日の某国営放送の特集番組では悟りを開いた祈りの顔、と
位置づけられていましたが、海辻の眼には苦悩の顔に見えます。
奈鳩さんはまた少し違ったようです。
でもふたり共通の感想としては「これって悟りを開いた仏様の
表情じゃないよね」という感じ。
悟る前の迷いに満ちた人間じみたお顔に見えます。
6本の手も、天に伸ばされた2本、中空に持ち上げられた2本、
体の正面で合掌している2本、全てが救いを求めているようで。
少年とも少女ともつかない顔立ちといい、仏になりきれていない
お姿といい、迷い悩む人間の曖昧さを感じました。
きっとご覧になったそれぞれの方が、違う感じ方をするんでしょう。
たった一体の像ですが、奥が深いです、阿修羅様。
本日の続きの話は追記に入れておきますね~。
拍手、いただいてます。有難うございますv
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プロフィール
HN:
海辻那由
HP:
性別:
女性
趣味:
読書・植木いじり他
自己紹介:
お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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