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こんばんは。
昨日から読んでいた娯楽系の小説の中で、主人公が迷い込んだ
三途の川の辺にある賽の河原で子供達が石積みをしている、という
シーンがありました。
誰もが聞いた事のある賽の河原の小石積み。
親より先に他界した“不孝”の罪をうべなう為に子供達が小石を積んで
供養の塔を作ります。
でもいつも完成する前に地獄の鬼がやってきてはその塔を壊してしまう。
子供達は再び泣きながら石を積み上げる。
・・・という話ですが。
むか~し、最初にこの話を聞いた時から納得できなかったんですよね、私。
大人であればまだしも、子供が自分から望んで命を落とすわけも無し、
むしろ物がわかっていないだけに親から離れたいなどと思うはずもない。
万が一自分から死にたいなどと思うなら、それは親によってひどい扱いを
受けた場合だと思います。
それなら鬼にいじめられるべきは親。もしくは病や事故、貧困の中で命を
落とす事になった幼子を救えなかった神仏じゃん。
間違っても子供が苦しみを背負わされるべきじゃないっ!!
なんだ、この説話!!
・・・と、ず~~~っと思ってたんですよね。
で、今回もその思考が甦ったわけです。
これは仏教説話であって「だから親より先に死んではいけないよ」と
子供に言い聞かせる為だったり、親に子供を死なせるな、と諭す話だとは
承知してます。
でもね・・・だったら 「子供を失った親は仏に許されるまで、死後の世界で
石を積み続けるんだよ。大好きな両親にそんな思いをさせないように、命を
粗末にしてはいけないよ」 という方が慈愛が伝わるって思う。
宗教的説話って宗教を広める側に都合良く、ひたすら恐怖を煽る
手法の話が多いですよね。
読んだ本のストーリーが切なかったので、プンプンと怒ってた本日。
子供を苛めちゃいか~ん!!
拍手、いただいてます。有難うございますv
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打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。