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2024/04月

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 こんにちは。
昨日はたいへん久々に神社めぐりをしてきました。
普段の休日は一日だけなので身体を休める事で精一杯ですが
今回はちょっと連休を取っていたのでお出かけしようと。
最近色々心が疲弊してたので、ここは一発神社めぐりで
心身を浄化しようじゃないか! そんな感じ(笑)

目覚ましよりも早く起床し7時前に出発。
まずは車で千葉県の香取神宮を目指しました。
が、気づけば私は成田山新勝寺の近くにおりました。
あれ?
お暇な方、地図をご覧ください。
目的地からは東南方向に40度ぐらいズレてます。
成田山も行きたい場所ではあるけれど、今回は違うの、寺じゃないの
私は神社に行きたいの! と地図をじっくり見直し方向転換。

10時ごろにヨレヨレと下総一の宮・香取神宮に到着。
両側に店のある参道を歩き鳥居を潜ると清浄な空間。
うん、これが欲しかったんだよ、私はvvv
本殿にお参りし、地中の大ナマズの頭尾を抑えて地震を起こせない
ようにしていると伝わる要石を見学し、奥宮へ。
こちらの神宮は本殿でご祭神フツヌシノ大神の和魂(ニギミタマ)、
奥宮でフツヌシノ大神の荒魂(アラミタマ)をお祀りしてます。

少々控えめな奥宮の小さなお社に手を合わせ屋根を見上げると、
ん????
屋根の上に置かれている丸太状の鰹木が4本。
屋根の端で交差している千木の先端が地面と水平に切ってある。
んんん????
隣で熱心に写真を撮ってる30代ぐらいの見知らぬ女性に
「あれ、変じゃないですか?」 と話しかけちゃったら
「ええ、私もそう思ってました。ここってフツヌシの荒魂を祀って
ますからおかしいですよね」 「そうそう、あれだと女神ですよね」
「「う~~~ん・・・」」

本殿はちゃんと男神仕様になっているのに変ですねぇ、と
クビをかしげながら別れました。
はは、いきなり見知らぬ人と盛り上がっちゃいましたよ(笑)


次は車で30分程度の息栖神社にお参りです。
こちらのご祭神は久那戸神(くなどのかみ)、それと住吉三神、
天乃鳥船!!
創設当時は利根川が今よりも大きく、社殿すぐそばまで水が
きていた事もあり水運・交通安全の守護を担っていたそうです。
しかし天乃鳥船が祀られているなんて始めて知ったわ~。
これって高天原から神々を乗せて地上に降りてきた船。
乗っていたのが香取神宮のフツヌシノ大神と鹿島神宮の
タケミカヅチノ大神だったから、二つの神宮の間にある神社で
祀られているのかもしれません。


さてさて・・・そして本日の目的地、鹿島神宮です。
残念ながら大鳥居は立替工事中で下を潜れなかったけれど
目の前には重文指定されている朱塗りの楼門がそびえてます。
ウグイスの鳴く境内はお参りの人が多く、さすがは常陸一の宮。
本殿にお参りし、杉並木の中を奥へ700mぐらい歩くと奥宮と
要石があります。
こちらの要石は香取神宮の要石とワンセット。香取が凸形で
鹿島は凹型。どっちが大ナマズの頭を抑えてるのかな?などと
考えながら説明書きを読んでいたら 『水戸光圀(黄門様)が
7日7晩掘らせたが、ついに全容は判明しなかった』 とありました。
・・・黄門様、神をも恐れぬヤンチャだな・・・(汗)

宝物館では奈良時代に作られたという神剣フツノミタマノ剣を見学し、
(タケミカヅチノ大神が天から持参した本物は天皇家に奉祭され
後に石上神社に祭られた。変わりに作成されたのが、コレ)
2.7mという非常識な巨大さに点目。
同重量のレプリカを持ち上げることができますが、両手でも
プルプルして持ち上げるのは厳しかったです。
丸太のような木刀を振り回していた総司達でも難しそう。


のたのたマッタリ神域の空気を満喫しているうちに時刻は2時過ぎ。
この後どうしようか・・・と地図を見ていたら面白いものを発見。
車を飛ばして行ってみました。
鎌足神社。

もともと藤原氏、つまり中臣氏は常陸鹿島の出身だと伝わります。
だから大和朝廷の中枢に食い込んだ後に鹿島神宮からご祭神を
分祀する形で奈良の春日大社を建立しました。
その際、鹿島の神鹿の背に神を乗せてきたので、今に至るまで
春日大社では鹿を神鹿として大切にしてるのだとか。
で、この鎌足神社は中臣鎌足を祀ってます。
へ~、面白い~v と行ってみましたが・・・うん、ミニマムでしたね。
話の種になるかな~~~? ぐらいの感じ。


最後に鹿島灘に面して立っている鹿島神宮東一の鳥居を
迷いに迷って見つけ出し、鳥居越しに海を堪能して旅は終了。
さぁて、後は帰るだけだぁ~、と帰路についたのですが、
これがまた・・・迷う迷う。
行きも迷ったし、神社から神社への移動でも迷ったけど
まさか帰りまで迷うとは思いませんでしたよ~。
『柏・我孫子』を目指して走ってたはずが、いつの間にか
背中になってるはずの『香取・水戸』に向かっていたり・・・。
久々に迷子属性全開にしてきました(苦笑)

それでも神域の空気に浸って色々とリラックスできました。
浄化されたかについては・・・ビミョー?
でも楽しかったから良し、ですv

各神宮の建物が徳川将軍家が建てたものだったり、伊勢神宮の
遷宮に伴って下賜された材木を使っていたりと由来がありますが、
そのあたりにご興味のある方は公式サイトでご確認くださいませ。
そしていつか行ってみてくださいね~。
深い鎮守の森がきっと待っててくれますからv


拍手、いただいてます。ありがとうございますv

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 こんばんは。

先日の日曜日に、Nぽさんにお付き合いいただいて
埼玉県の氷川神社に行ってきました。
関東の方ならご存知の 『大宮』 駅の名前の元がこの神社。
今まで機会が無くて行けなかったので、今回が初参拝。

さすがは武蔵の国の一の宮。
神域も広いけれど参道の立派さときたら感動モノでした。
鎌倉の壇葛より立派。

そして境内に一歩踏み入れた途端に身体を包む清浄さは
やっぱり神社ならではですね~。
父上が亡くなってから1年間は喪に服すという事で神域へは
足を踏み入れなかったけれど、久々の空間は気持ちが良かったです。
お寺さんとはまた少し違う、厳しさを含んだ異空間の空気なんですよね。
思わず深呼吸しちゃいました(笑)

氷川神社のご祭神はスサノオノミコト・稲田姫・オオナムチノミコト。
スサノオはアマテラスの弟だけど乱暴が過ぎて高天原を追放された
堕天の神、稲田姫はその妻(この夫婦は出雲の神)、オオナムチは
オオクニヌシノミコトの別名です。
当然ながらオオクニヌシは出雲の神で、アマテラスに「国を譲れ!」
と脅され、出雲大社へ隠棲した話が有名。

で・・・氷川神社の氷川は出雲にある『斐川』から来てるんじゃないか、
といわれてます。
だって祭神が全て出雲系ですし。
この神社を創始したのも蘇我系の豪族だと伝わってますし。
大化の改新で滅ぼされた蘇我氏は出雲の出だという話もあります。
出雲大社の裏手にあるスガ神社、これは正しくは『蘇我神社』らしく
蘇我氏の先祖を祭ってるそうな。

神社というのはその土地の歴史をひっそりと語ってたりするので
とっても興味深いです。
次は氷川神社、三社の謎を解明してみたいなぁ・・・。
・・・と、相変わらず裏歴史に興味津々なのです(笑)


拍手、いただいてます。ありがとうございますv
レス不要の方、ありがとうございましたv



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 こんばんは。

ちょっとばかり長めの夏休みが、あと3日となったので
以前から行きたいと思ってた さきたま古墳群 へ
行ってきました。
古墳は日本全国にありますが、埼玉県行田市にある
さきたま古墳群は、我が家から日帰りで行ける場所。
関東の豪族と初期の大和朝廷との繋がりを思わせるような、
『ワカタケル大王』の金象嵌鉄剣が出土した稲荷山古墳が
ある事でも有名です。

そんなわけで前夜から 「明日、早起きできたら行くべ~」 と
気合が入ってるのか入ってないのか微妙な感じで下調べして、
ほどほどに早起きできたので決行。
私の予定では車で2時間弱だったんですが・・・。
加須ICを降りて行田市に入ってから何だか迷いに迷って・・・。

挙句、自分がどこにいるのかわからなくなり、道を歩いてた
小学生に 「古墳群ってどう行くの? 道がわからなくても、
何となくの方向だけでも教えて~」 と泣きつき、
困った小学生が教えてくれた交番に駆け込んだら、
無人交番だったという悲しい状況に陥り、
半泣きで適当に車を走らせてたら運良く幹線道路にぶつかり、
持って行ったかなり大雑把な広域地図と格闘しながら
3時間以上かかって目的地に到着しました(涙)
一人で迷子になると、かなり不安です・・・。

それはそれとして、凄いんですよ~、さきたま古墳群!
古墳が敷地内に9個もある!
そのうち2個は登れる!
古墳の頂上ですよ? 周囲の古墳達が見渡せるんですよ?
炎天下だというのに古墳の間をウロウロ歩き回った後で、
98段の階段を登ってゼーゼーヒューヒューしながら
見渡した風景・・・ 絶景かな!!(感涙)

テンションが上がりすぎたせいか、炎天下をうろついたせいか
敷地内にある『さきたま史跡の博物館』に入った時には
かなりの頭痛とめまいでヨレヨレでしたけど・・・。
いいの楽しかったからv
博物館は行田市内の古墳からの出土品などが、ミニマムな
感じで展示されてました。
でも例の『稲荷山古墳出土、ワカタケル銘の鉄剣』の本物が
展示してあったんですよ~。
今まであちこちの博物館で何度も見たけど、全てレプリカ
だったので実物を見てジ~~~ン。
これだけで迷子になった疲労が吹っ飛んだ気分(笑)

その後はついでに、のぼうの城で有名になった忍城址にある
行田市郷土博物館へ行き、歴代忍城主だった成田氏、
阿部氏、松平(奥平)氏の事や、水害との苦闘をザッと見学。
ちなみに沖田総司氏は自分の身分を白河脱藩と書いてますが、
白河藩主阿部氏に仕えていたのは彼の父上。
その阿部氏が白河藩に転封になる前の領地が、この忍藩です。
そんな事を考えながら見てました(笑)

古代・戦国・江戸とうろうろした1日。
現地で入手した史料などで 「ああっ、ここに行きたかった!」
と思った場所も、今日は時間切れで断念。
もう少し気候の良い時期にリベンジしたいと思います。
それに・・・古墳の周囲は綺麗に草が刈られている野原で、
子供が駆け回ったら可愛いだろうなぁ~(某おぜうに私信)

疲れたけど楽しい1日でした。
ちなみに帰りは高速を飛ばして1時間半で帰宅。
迷わなければ、こんなもんなんですよね~(爆)


拍手、いただいてます。ありがとうございますv

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 こんばんは。

今日は上野の国立博物館で開催されている 『大神社展』 へ
行ってきました。
全国の神社から貴重な国宝・重要文化財を集めた
とんでもなく貴重な展示です。

太古の日本人が崇拝していたのは、山であり海であり、
自然そのものだったという事は、ここでも何度か書いてます。
その典型的な場所が、奈良県の『三輪山』であり
九州の『沖ノ島』です。
それらの場所からの出土品の本物(ここ大事!)が見られた!
中国で作られた銅鏡が日本に渡り、おそらく当時の権力者の
手を経て、祭祀場へと送られた・・・それらはどんな世界を、
どんな人々を、どんな暮らしを見てきたんだろう・・・(どきどき)

何より最もトキメいたのは、奈良県石上神宮の御神宝である
『七支刀』が見られたことです。
興味の無い人にはナンて事ないでしょうけど、あの形状といい
石上神宮の由来といい、古代史スキーには泣けそうな一品!
奈良まで行かないと見られないと思ってたんだけどなぁ。
まさか関東で見られるなんて(感涙)

門外不出の神像とか (でも仏像には興味があっても、神像は
あまり興味が無い私(苦笑)) 平家納経(神社にお経って
何かが違う気がするけど、あの時代はゴッチャですから)や
平安時代の貴重な雅楽面などなど、とにかく盛りだくさん。

普通は展示会を見に行っても1時間半程度か長くても
2時間程度で出てくる私です。
だって、ずっと立ってるし歩いてるんだし、脳みそ使うし・・・
疲れて 「もう、帰るぅ」 ってなるのです。
それが今日は10時半に入って音声ガイドを帰したのが
1時半過ぎ。3時間越えですよ(汗)
七支刀だけでも30分ぐらい見てたかも(何度も戻って見直した)
久々に魂を抜かれるような酩酊感というのかな、
疲れとか空腹とか全く感じない感性の満足感に浸りました。
あ~、終了までにもう1回行きたいぞぅ(切実)


拍手、ありがとうございます。
コメは明日までお待ちください(謝)

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 こんばんは。

今日はNぽさんとuちゃんとuちゃんちの姫君と
埼玉の歴史民俗博物館へ行ってきました。
姫がっ、姫がっ、相変わらず癒しでっ!!(感涙)

なんつ~か、私はあまり幼児受けするタイプじゃないんです。
Nぽさんみたいなクールピューチィーじゃないし、
強いて言うなら、あまりガラのよろしくない下町のオバチャン風?
言ってて微妙に悲しくなるけど・・・(汗)
んで、そんな私だっつ~のに両手を広げて 「おいでv」 と
声をかけると満面の笑みで抱きついてくるのです。

くぅぅぅぅっ、可愛すぎる! 食ってもエエか?(ジタバタ)

しかし、あれはイカン。いかんぞ?
妙なヤツに連れ去られそうに可愛すぎる。
uちゃん、くれぐれも目を離さないようにっ、
ひたすらお願いつかまつるものなり~! あれ? 何語だ?

で、大宮にあるその博物館は特別展などは無く、通常展示
だけでしたけど、私の好きな縄文弥生時代の展示が充実してて
とっても満足でした。
埼玉は古墳も多い関係で、色々発掘されてるんですよね。
今回はいけなかったけど、武蔵野国の一宮だった氷川神社も
すぐ近くにあるし、もう少し暖かくなったらもう一度行きたいです。

遊んでくれた姫君、見守っててくれたuちゃん、往復の運転を
押し付けられたのに文句の一つも言わないでくれたNぽさん
今日もありがとうございました~v


拍手、いただいてます。ありがとうございますv

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海辻那由
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性別:
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趣味:
読書・植木いじり他
自己紹介:
お酒が好き。でも味より酔うのが好きだから、専ら家で飲むのが主。
打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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