月曜日の事

　こんばんは。

さむ～～～い！！
と、一日中繰り返していた気がします。
こういう寒暖差って体にクルんですよね。
何しろ虚弱な姫体質なものですから・・・（体質だけです、姫なのは）。

そういえば昨日書き忘れたのですが、ＷＢＣのＭＶＰ！
松坂投手が選ばれましたよね。
別に良いのです、３回登板して３勝ですから確かに価値アリです。
ただ私が思うＭＶＰは青木選手！
４打数４安打とかいう派手な試合もありましたが、それは抜きにしても
イチローが不調の分、繋ぎに徹して堅実に活躍していたのが立派。
好不調の波もほとんど無かった彼に拍手喝さいですｖ


で、昨日は脳内ＷＢＣ一色だったので書く余力が無かったのですが、
月曜日にＮぽさんと歴史関係の講演会を拝聴しにお出かけした時の
事を追記に書いておきます。
２日遅れのお話ですが、私にとってブログは貧しい脳内記憶装置を
補うための記録にもなっているで・・・（笑）


拍手、いただいてます。更新してないのに有難うございますｖ

先日いろいろな偶然からご縁ができた、幕末史を主に研究出版
されているＨ先生という方に、自分が主催している幕末関係の
研究会へ入らないか、とお誘いをいただいてました。
もちろん興味のある分野ですし、参加する事になりました。
Ｎぽさんと一緒に。

そして２３日の月曜日に、ご専門の幕末史とは違いますがＨ先生が
昨年出された直江兼続の本に関連しての講演会があって
そちらへと出かけてきました。
講演会の内容としては当然ながら直江兼続の足跡を辿りつつ
戦国時代の戦の様子や兵の家族の事などを、初心者にも
わかりやすい語りで楽しく聞かせていただきました。

特に信玄と謙信の毎年のように繰り返された合戦のほとんどが、
打ち合わせ済みの恒例行事のようなものだったのではないか、
という話は私も考えていた事なので面白かったです。
このあたりの海辻的戦国妄想に関しては機会があればいつか
ブログの小話で書けたらいいなぁ。
他にも秀吉の命令で越後を離れ、会津に移住した時の事、
関が原の合戦後に家康に敵対していたせいで会津から米沢へと
領地を大幅に減らされて移封された時の混乱なども興味深かった。

私の中で戦国時代の智将といえば
伊達政宗の側近・片倉小十郎景綱か上杉景勝の側近・直江兼続。
毛利家の小早川隆景も印象的な智将ですが、彼は元就の三男で
一族という扱いなので家臣とは少し立場が違います。
織田信長を相手にした事で潰された武田や今川は別として、
秀吉や家康の時代に力押しはしないけれど隙あらば戦国から続く
名家を取り潰そうという権力者の思惑を、どうにか逸らして藩を存続
させたのは、藩主の力量と同時に智将といわれる彼らの才覚。

ただＨ先生のお話にあった「兼続は秀吉の側近だった石田三成と
極めて親しかったのに、越後から会津へ領地代えになったのが
不思議だ。情報収集を怠り、秀吉を少し甘くみていたのではないか」
という点にとても同感。
晩年は領民を思い、藩士を気遣う立派な為政者となった兼続ですが
そこに至るまでには、かなり失策もあるようですし・・・。
後に賞賛される人であっても最初から完璧ではなかったという
あたりまえの人間像が見えた気がしました。

と、脳内で色々考えつつ楽しんだ講演会の後に、Ｈ先生を囲んで
居酒屋で懇親会。
私たちのような一般人から幕末史の研究書を執筆している方まで
多種多様な人々が４．５０人ぐらい。
講演会の前にＮぽさんに「今日はいつものウンチクは言わないし、
基本的に“私は初心者で何も知りません”という態勢でいく。
知ってるはず、という前提で話をされて理解できないと困るから」
と宣言してたんです。
うん、心の底からそのつもりだったんだけどね・・・。

やっちまいましたよ、あははは・・・（汗）

戊辰戦争の会津史を熱く語っている男性がＮぽさんと私の間に
腰を下ろされて、色々と話を聞いてるうちに「ああ、それ知ってます」
を、ついつい連発（苦笑）
知ったかぶりしたかったわけじゃないんです！
超詳しい方のようだったので、もっとディープな幕末史を語って
欲しかったんです！
表面上の人物説明などは、すっとばして欲しかったんです！
でも残念ながら帰宅時間となり、ディープなお話は伺えぬまま。
ああ、悔しい（涙）

あのような場へ行くと、自分の知識の浅さ軽さが身に沁みます。
専門家ではないのでとことん詳しくなる必要はないと思いますが、
もう少しだけ知識の厚みを増せたらいいな、と新たな刺激をもらって
帰ってきました。

いつもの事ながら、常に自分の姿勢を崩さない落ち着いたＮぽさんが
一緒にいてくださる事が、心強かったです。
心から感謝を。ありがとうございましたｖ

そして、こんな脱線だらけの覚え書きを読んでくださった方、
お疲れ様でした＆ありがとうございました(礼)