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こんばんは。
某国営放送のヒストリア、再開初回となる昨夜は真田幸村でした。
戦国の雄、戦の達人、最後の戦国武将、とまあ色々肩書きはありますが、
武田信玄以外で唯一徳川家康に死を覚悟させた武将としても有名です。
しょっぱなから戦国ばさら~の超美麗イラストに苦笑い。
ビジュアル系にしても行きすぎとちゃいますかね、アレ(苦笑)
最も黒ヒラメも薄/桜/鬼になると超~~~美形ですから良いのかな。
で、再び幸村。
先日海辻が必死になって調べてた中では、大坂の陣で幸村はほとんど
六文銭(正しくは六連銭)の旗印は使ってないはずでした。
徳川方について大名家として存続した兄・信之の真田本家に憚った・・・
という事でしたが、大坂で使った六文銭の旗が残っていたのは以外。
本当に幸村のなのかな?
徳川方として出陣してた真田本家のものじゃないのかな。
旗の地色も白だったし・・・ちょっと謎です。
それから「死に花を咲かす、という意味で赤い鎧兜で統一していた」という話も
海辻は真田家が仕えていた武田信玄軍の『赤備え』を踏襲した、と思ってます。
この後、武田兵の頑強さと真田の勇猛さにあやかり、徳川譜代の旗本だった
井伊家がその赤備えを真似て、後の世に知られる『井伊の赤備え』が出来た
とも聞いてます。
幸村の子孫の事とか色々語りたい事はありますが、また機会があれば(笑)
今回は海辻的疑問と毒吐きを幾つか追記にて書いておきます。
拍手、いただいてます。有難うございますv
拍手のお返事は、幸村考の後ろに入れておきますね~。
幸村が大坂の陣で「自分は豊臣に恩義があるから」と徳川からの誘いを断った
などという話もあったりして『幸村は忠義の人』的に見られますが、これが疑問。
当時の『忠義』と『恩』に対する考え方が理解しきれてないので難しいけれど、
関が原の戦いで徳川に敵対した挙句敗れた父・昌幸と幸村の助命を嘆願し、
その後も十年以上、生活の面倒を見続けたのは兄・信之です。
大坂の陣で豊臣方に走れば大恩ある兄達に多大な迷惑をかける事は
言うまでも無いのに、大坂城へ入った。
つまりは『義理』や『恩』よりも『自分の名を上げる』事を重視した男だ、と見えます。
そのくせ自分の娘は徳川方の重鎮大名の伊達家、しかも家老の片倉小十郎に
預けて安全をはかっていたりして。「父の愛」なのでしょうが、最初に知った時には
「ちっちゃい男」と思いました(苦笑)
そんな理由で実は幸村よりも兄の信之の方が好きだったりします。
ただ真田と徳川は武田家滅亡後に色々と揉めた挙句、かなり激しい戦を
しているので、単純に言えば昌幸と幸村は『徳川家康が大っっっっっ嫌い』
だった、とも思えます。
家名存続という至上命題を背負った信之はひたすらに家康に奉公しますが、
信頼できる信之がいる以上昌幸と幸村は素直~な気持ちに従って
「徳川には屈しない!」 と戦い続けたと言えるのかもしれません。
もう一つ、先日読んだ『真田三代と信州上田』という本に書いてあって、
海辻が大きく頷いてしまったナナメ読みネタを。
幸村が討ち取られ、豊臣家滅亡の後に徳川方の諸大名がこぞって幸村を
激賞してます。『古今無双の勇士』だのナンだのと。
番組でも言ってましたが、まるで勝者への賞賛。
確かに徳川方死傷者の8割が幸村絡みだったという事や、数倍の攻城軍の
中を突き進み、家康に死を覚悟させたという戦上手ぶりは見事だったはず。
でも・・・ちょっとばかり敵側の将を褒めすぎだよなぁ、と思ったので
おヘソを曲げて見てみると、中々微妙な裏側が透けてきたりして。
要は『家康が死を覚悟した』という部分です。
圧倒的兵力を擁していた家康は十重二十重に守られて、本隊の後方に
どっしり本陣を据えていたはずです。
ところがそこまで幸村は攻め込んできた。
周囲にいた大名家の軍や家康警護役である徳川の旗本軍団は
“真田一人に何をしてたんだ” って事になりますよね。
で、彼らは揃って言う訳です。
「古今無双の勇士、真田幸村決死の特攻ゆえ仕方なし」
そのためにも幸村を必要以上に誉めそやし、一種別格の軍神として扱う。
家康にしても自分が追い立てられた、などという恥を糊塗する為には
良い策だから、一緒になって幸村の勇猛さを喧伝する。
・・・つまりはこんな裏事情があったんじゃないかとか。
こういうナナメ読みが好きだなんて海辻の性格の悪さが滲み出るかも~(爆)
何にしても、面白いです、戦国vvv
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★utaちゃん
こんばんは。
『星影~』の感想、ありがとうございます。
「好きだけど嫌い」という部分は恐らく原作の総司の中にもあるんじゃないかと
思いながら書いた一言です。
ただ妻とした場合、隊士同士だった時よりもその感覚は強く感じる事でしょう。
ある意味奔放なセイちゃんにベタ惚れになった男の宿命ですから、
今後も頑張ってもらいましょう、一番隊組長には(爆)
荷物の件はいつでもかまいませんよ~。utaちゃんの家で邪魔にならないなら
時間に余裕のある時まで椅子代わりにでも荷物台にでもしといてください(笑)
でも何より、引越しお疲れ様でしたv
那由さんの幸村考、同感です~。
私も信之の方が…好きです。幸村の華やかさに隠れちゃってますけど、政治力・軍事力とも一級の人なんじゃないかなぁって思います。
といっても私の真田知識の大半は池波正太郎なので(笑)、那由さんのように専門の書籍を読んだわけではないんですけど。
那由さんの幸村考、また是非とも拝読したいです!子孫の話とか…興味あります~
見るのは覚えていたのですが、録画するのは忘れていたという。
戦国に関しては常から門外漢を言い続けている私ですが、
赤備えは幸村が初めてではないのは知ってましたし、
昨今のブームに棹を差すつもりはない番組作り
だったのだなとまた余計な見方を(爆)。
でも初心者にはとっつきやすい内容だったと
思います。ここからまた興味を持って調べる
戦国スキーが増えるといいですね。
こんばんは。
信之、良いですよねぇぇぇぇぇ!!
奥方が家康の養女だったからもあるでしょうが、真田家存続のため
一人徳川方について、父と弟の助命嘆願をして。
でも真田のせいで関が原に遅参した事を深くふか~く恨んでた
秀忠ににらまれ、領地替えだの厳しい普請を命じられたりだの。
耐え難きを耐え続け、それでも自分の役目を全うした人ですから(ホレボレ)。
とはいえ、私も専門書を読んだわけではないです。
幸村考のナナメ読みネタは上田市観光協会が出してるガイドブックの
隅にあったコラムから色々妄想を広げただけで・・・(笑)
ネタはアチコチに落ちてるものですよ~。
機会があったらアレコレ語り合いましょう、楽しみにしてますv
>奈鳩さん
こんばんは。
更新前でお忙しいだろうと思ったので、万が一を考えてお知らせしました。
でも最初のビジュアル幸村はインパクト大でしたよね~(笑)
番組的には私も面白かったと思ってます。
ベースの知識が無い人でも楽しんで見られる構成でしょうし、
あの番組自体がそういう方向で作られているのでしょうから。
その中でも改めて大坂夏の陣の時の両軍の陣構えなど興味深かったです。
それと六文銭の旗、大坂方の真田は赤旗だったはずなんですよね~。
源氏の白旗、平家の赤旗を連想して不吉だと思わなかったのかな、
などと思ったのでよく覚えてます(笑)
奈鳩さんの言うとおり、こういう入り口から戦国スキー、歴史スキーが
増えてくれたら私も嬉しいですv
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打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。