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 こんばんは。

今日も晴天。
風はびゅうびゅう強かったけれど、とっても良いお天気。
海辻が出かけない日はお天気です・・・(涙)

昨日書かなかった兼っちの感想を。
(大河や戦国に興味の無い方、毎週すみません)

先週に引き続き、殿が良かったですv
不器用な男の精一杯の感情表現・・・トキメクっす(爆)
実家の武田が滅びた菊姫の嘆きもよく伝わりましたが、
最後の最後に名門武田の誇りを見せた勝頼も美しかった。
そして来週の魚津城は顛末を知っているだけにツライなぁ。
葛山氏演じる安倍とか山本氏の吉江とか切ない・・・。
冒頭の直江妻の悲嘆具合を「あれほど亭主無視の態度をしてて
今更・・・ふっ」と思ったのは私が冷血なのかもしれません(苦笑)

で、今回の大河がらみの戦国話を少し追記に入れておきます。


拍手、いただいてます。有難うございますv


今回のストーリーで「義のために武田に援軍を送る!」と景勝が
宣言し、ナレーションで「武田を救おうと動いたのは上杉だけだった」
とすっごく格好良く描かれてました。
これは上杉中心に作られている話なので当然です。

ただ史実から考えてみると、あの時の上杉は西から前田・佐々の
織田連合軍、北から新発田、北東から芦名とグルッと敵に囲まれて
背後の日本海と南の武田のみが安全。
むしろ織田はまず武田を潰そうとしていたので武田が対織田戦略で
上杉にとっての重要な盾となっていたわけです。
武田が潰れたら背後の海以外は全て敵。
実際この後、上杉はそういう状況になりますが・・・。
そんな事情で考えれば上杉が武田勝頼に援軍を送ったのは、
純粋に義のためだけじゃなかったのだろうと考えます。

でも武田信玄も北条氏康も遺言の一つとして 「困った時には
上杉謙信を頼れ」 と其々の息子に言い残している事を思えば
謙信という男の誠実さ懐の深さは、同時代を生きていた名将達に
認められ、その精神はこの頃の上杉家中にも残っていたはず。
国が動く時には理由が1個だけじゃないのは当然なので、
同盟関係にある国を救おうという義と実際の国益、
どちらもあった事でしょう。

むしろ北条がなぁ・・・動かないですよね、あの国って。
御館の乱の時だって実の弟が一方の旗頭として戦っているのに
武田に援軍を任せておいて北条は中々動かなかったですから。
しかもやっと動いたと思ったら「雪が降ってきたから帰るね~」って
撤退しちゃうんですから・・・子供のお出かけかい(汗)

こういう事を考えると織田信長が「天が我を選んだ」って天狗に
なるのも理解できる気がします。
偉大な当主が相次いで他界して、小粒な二代目ばかりが相手。
昇り龍の勢いだった信長に太刀打ちできなかったのも最もです。

歴史に “もしも” はありえませんが、それでも考えますね。
もしも謙信・信玄・氏康が生きていたなら・・・強大な織田包囲網を
作って、尾張のウツケ殿は早々に潰されたんじゃないかなぁ・・・。
以前作った駿河(今川)・相模(北条)・甲斐(武田)の三国同盟より
強力な越後・甲斐・相模の三国同盟・・・強そうじゃないですか、くふ。
なんて(笑)


やっぱり私は戦国時代が大好きなのかもしれない。
妙に語りに熱が入ってる気がする~(笑)
こんな駄話にお付き合いくださって、ありがとうございましたv

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ふむむ。
こんばんは~。
小粒(爆笑) い、いや、確かに。
わずか数十年の生まれの差が、
戦国時代には大きなアドバンテージになり、
運命の歯車が巧妙な動きを見せたのですね。
今回の大河は主役でなく殿に注目してます。
とーの!とーの!
奈鳩 2009/04/28(Tue)23:15:01 編集
うみゅ!
 こんばんは。
景勝・勝頼・氏政と、強烈な個性を持っていた先代に比べられて
色々と不利だと思うんですよね~。
其々そんなに暗君(景勝除く)じゃなかったんじゃないかなぁ、と。
でも小粒なのは確かです(爆)

“生まれた時期”というものが結局は天命なのかもしれません。
同時に“死ぬ時期”というものも。
よく言われる事ですが武田信玄があと1年生きていたなら
確実に信長も家康も死んでいたはずですよね。
それを考えると“天地人”とはよく言ったものです。

私も今のままなら大河は殿中心で見るかも~。
あの不器用具合と骨っぽさ、注目ですよね(笑)
那由 URL 2009/04/29(Wed)02:48:09 編集
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