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 こんばんは。

先日読んでいた古代人に関する本に、姥捨て山に関する項がありました。
まだ幼かった時に昔話で読んだぐらいの知識だったので
色々とふむふむ・・・と感じたのですが、同様の話は世界中にあり、
特に北欧では飢饉の際には各集落の首長が集まり合議の上で
老人・不具者・赤子を削す事を決定していたとか。
ゾッとする話ですが、これも歴史のひとつなのでしょう。

以前、牛蒡を食べながら 「よくこんな物が食べ物だってわかったよなぁ」
と思った事があります。
少し前にはテレビで食べられる土の事をやっていました。
確か信州の山奥の一ヶ所だけの土で、実際は土の中に生息する藻だか
苔だかが食べられるのだとか。
食べてみたリボーターが「ほんのり甘い」と言っていました。

どちらも食べ物が豊富にあったなら、口にしようなどと思いもしなかった
物じゃないでしょうかね。
よく貧しい事の比喩として 「木の根を齧り、泥水をすすり」 という表現が
使われますが、それが比喩じゃなかった時代もあったという事ですよね。
とても豊かな今の時代はありがたいのだと、改めて感じたばかりというのに
冷蔵庫の野菜室で傷んだキュウリを発見して反省した本日。
反省ばかりの毎日だ~(苦笑)


拍手、いただいてます。有難うございますv

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たしかに
最近戦時中の記録とかよく読むんですが、普通にすごいもの食べてますもんね。
河川敷きの草とか…前線はもっと凄いし。
食べられるかどうかなんて、食べてみないと分からない、つまり豊かじゃなかったってことですよね。
わたしも反省…
藤枝 2009/10/23(Fri)08:25:51 編集
先人達の遺産
 おはようございます。

以前サイトでのお遊びネタで触れた事がありますが、彼岸花の根も
食べられるんですよね。
とはいえかなり毒性が強いので何度も水にさらして粉にしてですが、
つまりは「ここまでは駄目。ここからは平気」と判断するまで
『駄目』を証明した犠牲者がいたという事でしょう?
そこまでしてでも食べずにはいられなかったという事情が裏に見えます。
もちろん毒キノコの識別も同じ過程があったはず。
今自分達が食べる物の多くが先人達の遺産なのだろうなぁ、と
姥捨山考から連想した先にあった事(どこまでも飛ぶ思考(爆))。

戦時といえば戦後の軍事裁判で日本の捕虜になっていた外国人が
「木の根を食べさせられ、人権を傷つけられた」と訴えた話が有名ですよね。
勿論これはゴボウの事で、日本人には通常食だったんですけど(苦笑)
不勉強なので判決は知りませんが、国が変われば常識も違うと
その話を聞いた時にしみじみ思ったものです。
那由 URL 2009/10/23(Fri)09:58:52 編集
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打たれ弱い根性無しでスプリンタータイプ。
短期での集中力は周囲も認めてくれるけれど、コツコツと長期での努力は無理。なのでダイエットに成功した事はありませぬ。
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