見えぬ姿を想う

　こんばんは。

今宵もまた空に月の姿がありません。
随分長い事姿を見ていない気がします。

ず～っと昔、
一番最初に日本神話を読んだ時、アマテラス・ツクヨミ・スサノオ
という三神の中で最も惹かれたのがツクヨミでした。
それからあれこれと神話に関する本に触れてきましたが、
彼に関しての記載は極めて少ない。
アマテラスやスサノオは五月蝿いぐらいに色々あるのに。

夜の世界を統べる神と記紀神話では位置づけられるこの方、謎が多い。
月を神格化したと言われるように青白き横顔しか見せぬ貴公子が、
黙して語らない静けさの中で佇む姿が浮かびます。
むしろ私の中では冥界神に近いイメージかも。

遠い太古の昔、原日本人の多くは海のすぐ近くで生活していました。
海から上り沈む太陽が海上に描く光の橋は神々の世界と繋がり、
月光が描く橋は冥界へと繋がるように感じたりはしなかっただろうか。
月の世界に誘われて、海の彼方へと漕ぎ出したドリーマーは
いなかったのだろうか。
・・・って、何だか私がドリーマー？（爆）

見られぬとなれば尚更恋しくなるのはへそ曲がりなのか、只の我侭か。
雲に覆われた夜空を見上げて感じたしょうもない話でした（笑）


拍手、いただいてます。有難うございますｖ

★１５：１３の方
　こんばんは。
縁の下の兄上っ！　思いっきり爆笑してしまいました（爆）
いやいや、あの状況で兄上がいたなら、総司は思いっきり下から
刺されますよ～。ええ、間違いなく。
可愛いセイちゃんの心を独占してる幸せ者には厳しいはずです（笑）
“てのひら”はお言葉通りに思いっきりアダルティを狙ってみました。
現代版だからこそ書ける話ですよね。幕末では手を握るのが精一杯。
そのギリギリさも愛おしいんですけど（アヤシイですけど）。
どちらも楽しんでいただけたようで何よりです。
嬉しい感想をありがとうございましたｖ